簡単にできる臀部とハムの筋力向上運動　～Hip Thrustと1L Hip Thrust～

以前紹介したRLを美しく行うためには殿筋が必須です。そして、このGS Performance運動紹介シリーズで必ず述べているのは、紹介した順番で習得に励むべき、ということです。つまり、RLの習得なくしてSQの習得は無理に近いほどの困難を伴います。

しかし、RLは非常に難しい運動なので、どうもしっくりこない方も多いかと思います。そんな方にお勧めできる運動を今回は紹介します。

Hip Thrust(以降、HT)とSingle Leg  Hip Thrust(以降、1LHT)です。

一般的にも、ウェイトトレーニング愛好家の方々に頻繁に活用されているHTですが、GS PerformanceのHTは、それら一般的なHTよりも、臀部とハムストリングを育てるために特化したフォームとなっています。
ここでも、どちらのフォームが正しいとか間違っているとか、そういった観点で捉えるのではなく、目的の違いによりフォームが違う、または同じ名前ではあるけれどまったくの違う運動だ、とご理解ください。

まずはこちらのビデオでGS PerformanceのHTと1LHTの動作を確認してください。

HT

スタートポジションでは、まずバーの中心がへその下５㎝程の箇所に置かれるようにバーを保持してください。
そして肩をベンチに載せ、足は踵のみを地面に着け、つま先は浮かせて、下の写真程度の位置までベンチから離してください。