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PTAの活動をエントリー制にしませんか?

○ PTAの活動エントリー制ってなに?

 PTAの委員の選出をせず委員会を廃止し、これまで委員で担ってきた活動を全て募集で活動する運営方法で、活動参加への強制をなくすための方法の一つ。
 ボランティア制・サポーター制・この指とまれ方式など
とも呼ばれています。

○ PTA を活動エントリー制にするには?

⓪. メールシステムを導入する
①. PTAの全ての活動を一覧にして以下の二つに分ける
 (1)「通年・一定期間で活動するもの」= サークル・エントリー
 (2)「その都度募集するもの」= ピンポイント・エントリー
②. 年度当初にサークル・エントリーの参加者を募集する= 参加アンケート
③. その都度ピンポイント・エントリーの参加者を募集する = メールシステム

○ PTAを活動エントリー制にするとなにがいいの?

・ PTAの活動に参加してもいいと思う人が増える(図1)
・ 参加してもいいと思った人でやるから気持ちよく活動できる
・ 気の重い委員選出をしなくてよくなる
・ 委員履歴・ポイント・出欠の管理などをしなくてよくなる

PTAのイメージを変える・変わる

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○ 本当に活動エントリー制で運営できるの?

・ 導入したPTAでは、思った以上に集まるという声が多数
・ 強制しないからこそ、参加してもいいと思う人が増える(図2)

強制しないからこそ、参加してもいいと思う人が増える

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○ もし集まらなかったらどうするの?

・ 募集しても集まらない覚悟もしておくことが必要です
● 全く集まらなければ:できないという覚悟をしましょう
● もし少ししか集まらなければ:集まった人でできる活動のあり方・内容を話し合って決めましょう
● 人数を指定して外部から募集された活動には:「募集しましたが集まりませんでした」と報告する覚悟をしましょう

役員で穴埋めしようとしてはいけない
役員も「やってもいいと思ったことを」

○ 役員の負担ばっかり増えるんじゃないの?

・ 役員のもっとも大きな負担である委員の選出をなくすことができます
・ メールシステムを導入することで案内の印刷・配布大きく減らすことができます
・ 委員会を廃止することで、会議の回数を減らすことができます

ラクをするための工夫はどんどんしましょう

○ メールに登録しない・できない人はどうするの?

・ 活動への参加は任意ですから、メールの登録も任意です。全員に登録してもらう必要はありません。活動の案内が欲しいけどメールを受け取れないという会員には個別に対応しましょう

○ ぜひ活動エントリー制にしましょう!

・ そもそもPTAが加入や活動への参加を「強制」することはできません
・ 「強制」をなくすことでPTAに対する印象や理解は大きく変わります
・ 押し付け合い・イヤイヤ・免除・ズルいなどのネガティブなものがなくなります
・ 個人情報保護法への対応・入退会届の整備にも、会員激減の心配がなくなります

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