【GSMアーカイブ】GSメンバーシップ No.22

こんにちは!早稲田大学GSセンター学生スタッフのばみです!
本日もGSセンターに関する情報をお届けいたします!!!!

やば~い、今日が2019年内最後のセンター開室日~~!!つまりこれが年内最後のメンバーシップ配信~~~~!!!!
次回配信は来年になってからとなりますが、今回の配信には来年1月のイベント情報を記載していますので、要チェック!ですよ!!

☆本日の配信内容☆
・イベント告知
・学スタ発信!読み物コーナー
・ばみこらむ

---

【イベント告知】

今日が年内最終開室日なので、今回の告知は来年一月のものとなります!!来月はテスト期間がある関係でイベントの数が少なくなっておりますが、いままでとはちょっと違ったイベントもご用意していますので、イベント情報をお見逃しなく~~~~

\Pick up!!/
『つくろう授業♡まなぼう多様性 体験会』
2020/01/10(金)12:30~15:00
@早稲田大学GSセンター(早稲田キャンパス10号館2階)
担当学生スタッフ:高菜、ばみ
このイベントはなんとトークイベントではなくワークショップ型となります!
多様性について誰かに伝えるとき、誰かから聞くとき、学ぶとき……人生を歩むうえで、こういった場面との出会いは更に避けられないものとなっていくと考えられます。そういった機会でのキーを掴むためには、実際に伝えるための“多様性の授業の計画書”をいちから作ってみるのも効果的で、そして面白いかもしれません!!実際に作ってみましょうよ!!!!
スタッフも精いっぱいお手伝いしますので、お気軽にご参加ください!!途中退出なども可能です……が、最初から最後までご参加いただける方がばみ的にはイェ~~イって感じです!!(もちろん見学のみも歓迎ですヨ)
イベント詳細→https://www.waseda.jp/inst/gscenter/news/2019/12/23/2913/

【今月のイベント】

『年末年始のモヤモヤ大放出ランチ会』
2020/01/07(火)
『つくろう授業♡まなぼう多様性 体験会』
2020/01/10(金)

詳しくはGSセンターホームページをご参照ください!https://www.waseda.jp/inst/gscenter/news/

---

【学スタ発信!読み物コーナー】

ハラスメントの被害者――沈黙と戦いのどちらがいいか?

こんにちは、学生スタッフのセイイです。今日は日本#MeToo運動とハラスメントについて、私の考えを書きたいと思います。

2年の戦いを経て、日本#MeToo運動の代表者ジャーナリストの伊藤詩織氏が元TBS記者の山口敬之氏に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、伊藤氏の訴えを認めて山口氏に330万円の支払いを命じました。鈴木昭洋裁判長は「酩酊状態で意識のない伊藤氏に対し、合意がないまま性行為に及んだ」と認めました。

彼女の勝訴によって多くの性暴力・性差別の被害者が少しだけ勇気を持てるようになったという意味で、伊藤詩織さんの勝訴は大きいものだったと思います。

中国も最近上海財大の教授は女子学生へのハラスメント事件がありました。セクハラの被害者学生の告発による微博(ウェイボ)上の反応は大きく、事情聴取など調査に乗り出し、微博で真っ先にセクハラ行為の事実と加害者教授の免職処分を公表しました。

このような記事を見て、私は本当に当事者女性の勇気を尊敬しました。当事者にとって、沈黙と戦いのどちらがいいか、改めて考えてみようと思います。(今回は、記事の関連から、一度「被害を受けた女性」という前提で意見を述べます。)

「なぜ沈黙する人が多いか?」という点ですが、被害者視点から見ると、以下2点の理由があると考えています。

 まずは全体的に性被害について言いにくい社会環境があります。「セクハラを受けた女性側にも問題がある」との偏見も根強く、相談先の警察官のうち女性が占める割合が低く男性の警察官に言いにくいなど、特に日本社会の性暴力に対する未成熟さは、被害者が沈黙する原因の一つだともいます。

 また2つ目の理由は、目に見えない部分です。具体的には、恥ずかしさと自己嫌悪に陥ること、加害者と被害者間の権力格差・男女格差などです。実際に、内閣府の「男女間における暴力に関する調査」によると、性犯罪・性暴力女性被害者の55.4%(半数以上)は「恥ずかしくてだれにも言えなかったから」と回答しています。また、「自分にも悪いところがあると思ったから」と回答した人は17.4%でした。もちろん、セクハラと性暴力は性別、セクシュアリティ、職業と関係なく、女性だけではなく男性の方もセクハラの被害者になる場合があって、男性の被害者も言いづらい状況ではないでしょうか。

このような難しい現状の中、自分の性被害を公にする方に対して、伊藤詩織さんがインタビューで「自分のことを信じてほしい」と言っていました。私はこの言葉にある、伊藤さんが被害体験を告発することを決め、セカンドレイプというバッシングを受ける中でも、決意をした時から持っている「被害を受けたのは自分のせいではない」ということを信じ続けるというメッセージは、最も大事なことだと考えています。告発を決意をする瞬間から、それは絶対一人の戦いではないと思います。悪意ある人たちの言葉で揺らがないように、自分のことを信じ続けられるように、家族、友人、法的な専門家や専門機関と相談しながら、戦うしかないと思います。

参考文献

内閣府男女共同参画局. (2018年3月). 男女間における暴力に関する調査(平成29年度調査). 参照先: 内閣府男女共同参画局: http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/chousa/pdf/h29danjokan-12.pdf

新屋絵理. (2019年12月18日). 伊藤詩織氏が勝訴 「合意のないまま性行為」認める. 参照先: 朝日新聞: https://www.asahi.com/articles/ASMDK524XMDKUTIL02V.html

---

ばみこらむ

冬至が過ぎましたね。つまりこれからはちょっとずつ昼が長くなるということ……嬉しさのあまり涙がちょちょぎれますね!!

冬至の日には「ん」がつく食べ物を食べるといいとかなんとか小耳に挟みましたが、ばみは冬至の日にぎゅうど「ん」、マカロ「ン」、果てはイ「ン」スタ「ン」トラーメ「ン」まで、想像を絶する量の「ん」を摂取しましたので、これできっと健康寿命は爆延び間違いなしですね!!!!ちなみにGSセンター学生スタッフ的ばみとしては、来年の冬至の日に皆さんにはぜひジェ「ン」ダーを食べてもらいたいものです(激寒にして激ヘタ)。

さて、今年6月に唐突に始まったこのばみこらむコーナーも、2019年最後の配信となりました。来年も年度末までとはなりますが、ばみのぬるぬるっとした文章を配信させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、良いお年をお迎えください。