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早稲田大学GSセンター presents Queering Waseda 第8回文字起こし

はじめに

「早稲田大学GSセンターpresents Queering Waseda」とは…
ジェンダー・セクシュアリティに関するトピックスを、社会規範となっている事柄を疑い検証するQueerの姿勢を持つGSセンターの学生スタッフが話し合う番組です。

【概要欄】

【第8回】学スタライフを振り返る
新年度の4月が始まる前に、学スタライフ(学生スタッフとしての活動)をけいとともひろが振り返ります。学スタとして働き始めたきっかけや印象的だったイベントについて話し合います。

ウェブサイト
https://www.waseda.jp/inst/gscenter/
X(旧Twitter)
https://twitter.com/home?lang=ja
Instagram
https://www.instagram.com/gscenter.waseda/
2023年度後期 GSセンター おしゃべりラウンジhttps://www.waseda.jp/inst/gscenter/news/2023/09/26/6916/

第8回文字起こし

ともひろ
早稲田大学GSセンター presents Queering Waseda!

皆さんこんにちは。学生スタッフのともひろです。

けい
同じく学生スタッフのけいです。

ともひろ
この番組はジェンダーセクシュアリティに関するトピックスを、社会規範となっている事柄を疑い、検証するQueerの姿勢を持つGSセンターの学生スタッフが話し合う番組です。

はい、第8回始まりました。今回はけいさんと来年度以降のポッドキャスト担当予定のともひろの2人でお送りします。

けい
はい、よろしくお願いします。

ともひろ
よろしくお願いします。

けい
ポッドキャストの担当になったんですね。いつ決まったの?

ともひろ
はい、一応そういうことになってます。「やるか、よし」みたいな感じで担当になりました。

けい
でも普段ポッドキャスト聞いてますもんね。

ともひろ
そう結構聞いたりするんですけど、自分がやる側になるって、なんか全然違うっていうか、収録だったり難しいんですけど、ちょっと頑張っていきたいと思います。

けい
何を聞かれてるんですか?ポッドキャスト。

ともひろ
普段は『そういうゲイならもう一度逢いたい』っていう番組とあと『新宿2.5丁目ラジオ』っていうのを聞いてます。けいさんはどうですか?なにかお気に入りとかありますか?

けい
そうですね、『そうゲイ』もともひろさんにおすすめされて聞き始めるようになって、結構ちゃんと毎週聞いてます。で、あとは、OVER THE SUN…ジェーン・スーさんがめっちゃ好きで『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』も聞いてるし、あとは作家の柚月麻子さんとゆっきゅんとあと竹中夏海さんがやってる『Y2K新書』、ちょっと今終わっちゃってるんですけど。それが2大巨頭好き番組です。負けへんでの気持ちで日々を生きられる、本当に私の日常の糧です。

では、早速始めていきましょう。早稲田大学GSセンターPresnts Queering Wasedaスタートです。

ジングル(ともひろ)
10号館213 Queering Waseda!

けい
今回のコーナーに参りましょう。

ともひろ
「学スタライフを振り返る」。4月から新しい年度が始まるんですけど、その前にこれまでの学スタライフ、学スタとしての活動を振り返りたいと思います。前回の配信も振り返りだったんですけど(笑)。また振り返りたいと思います。

けい
振り返ってばっかりですね(笑)

ともひろ
はい、じゃあ早速なんですけど、そもそもけいさんって何でGSセンターで働き始めたんですか?

けい
そうですね。私がGSセンターで働き始めた理由は、私は2年生の夏ぐらいから働き始めたんですけど、きっかけは私はもともと大学の友達とか、高校の友達とかごちゃまぜで、ジェンダーについて考えるみたいなポッドキャストを先にやっていて、でもその中だと私が大学で勉強したこととか、社会で起きていることとか全部こう、私が吸収して私がそれをしゃべって、それについて考えるみたいな形をとってたんで、なんかすごい、自分にすごく自信がなかったのもあり、もっと自分が何かを話す立場じゃなくて自分がもうちょっとなんとなくなんですけど、なんかこう勉強できるとか、もうちょっと自分よりいろんな人がいる場所で働いてみたいし、そういう環境に自分が入れたら最高だなって思っていて。で、GSセンターに1回も行ったことなくて、何かの授業でGSセンターの説明を前の職員さん、歩さんという方がされていて、そこでここどうやって働けるんですか?とか質問して。はい。そういうきっかけが重なって働き始めました。ともひろさんはどうですか?

ともひろ
自分はやっぱりジェンダー・セクシュアリティにまつわる課題を、お仕事、アルバイトとして賃金もらいながらできるっていうのがすごく魅力的だなと思ったんですけど、ボランティアとかっていう形で関わることもできるかなと思ったんですけど、やっぱりそこより責任感を持って取り組めるっていうのが、このアルバイトとしてスタッフで働くということの魅力かなと思ったのでエントリーしました。自分もけいさんと一緒で、働き始めるまでは全然GSセンター行ってなかったんですけど、働き始めてからすごいGSセンターに行くようになったかなーって感じですね。他の人と何で働き始めたって話あんましないから新鮮だね。

けい
しないね、うん。ふーん(笑)。ともひろさんは1年後輩っていうか、入った年が遅いんですけど、すごい颯爽と現れた記憶しかないので、そんなこと考えてしまって、なんかちょっと感慨深いです。

ともひろ
次の質問です。GSセンターのイベントで印象に残ってるもの何かある?

けい
うーん、あるある。自分が企画したやつで言うと「WASEDA ALLY WEEKS」2022 年版のやつの映画イベント、自分で企画したクィア映画のテーマだったイベントはすごい覚えてて。久保豊さんと東海林監督と岩川ありささん、東海林監督だけ敬称つけたけど、その 3 人を呼べてすごい嬉しかったし、自分がすごい興味があるクィアと映像表現みたいなものについて、自分が企画して300 人以上聞いてくれたんだけど、なんかすごい、それでその後も「あれすごい良かったよ」とか、全然クィアの界隈にいない人からも、映画っていうのをきっかけにイベント参加したっていうのをすごい聞いて、自分がやりたかったことができたんじゃないかなって思いました。

ともひろ
すごい人がたくさん入ってましたよね。その時、自分は一番前、最前列でタイムキーパーやってたんですけど、けいさんすごいトークが盛り上がってたし、聞いててあーなるほどなってすごい。楽しかったなっていうのを自分でも思ってます。

けい
私が図々しくて、その 3 人でゲストの 3 人で喋ればいいのに…話せば、というか、それをみんな聞きに来てるのに私が「えっ、これはどうなんですか?」とか質問して、なんと厚かましい MC だったんですけど。でもすごい、それが私にとっては記憶に残ってます。ともひろさんは何かありますか?

ともひろ
やっぱりALLY WEEKSですかね。自分はパレードの方を担当してたんですけど、パレードが一番印象に残っている理由としては、やっぱり学内で歩くっていうのはすごい貴重な経験で、普段のイベントはそのイベントに興味の関心ある人だけが集まることがほとんどだと思うんですけど、パレードって学内の中を歩くので、自然と普段GSセンターとかについてあまり知らない人にとってもGSセンターとかその周りの人たちの存在が明らかになる瞬間だからすごい緊張もするんですけど、やっぱり一緒に歩くとこう連帯する感じがすごくいいなと思って、はい。来年もやると思うんですけど、パレードがやっぱり一番印象に残ってますね。

けい
たしかに、あんなに一番ヒヤヒヤするイベントないもんね。

ともひろ
たしかに。始まる前「何人来るかな?」みたいなヒヤヒヤするし、歩いてるとこう、いろんな人の視線を感じるから、そこもちょっと、ドキドキするというか。

けい
たしかに。

ともひろ
はい、じゃあさらに次の質問です。実現には至らなかったけど、やってみたいと思ったイベントはある?どうですか?

けい
イベントは、正直私があんまりイベントやるぞってタイプの学生スタッフじゃなかったので、実現してみたいイベントってよりも、これやり残したなと思うことがあって、「早稲田の全キャンパスで生理用品を置きましょう」みたいな、そういう活動がもっと時間があったらやりたかったなって思います。生理がある人にとって生理用品買うのって何か当たり前のことって思われるかもしれないけど、でも私は保障されるべきものだと思ってるし。生理がある人だけにそういう生活コストがずっとかかり続けるみたいな。しかも別にそれを望んで、その生理ってものを得たわけじゃないのに、そういう負担がかかり続けるの、自分が今一人暮らしとかして、バイトとかしてすごくやっぱ、それがめっちゃ高いって思うし、なんで払わなきゃいけないんだろうと思うので。せめて大学にいる時は、生理用品ぐらいどのトイレってもあればいいのになと思って。そう、それができなかったので残念。というか誰かに引き継いで欲しいなっていう風には思ってます。

ともひろ
たしかに実現できたらすごいいいよね。学生って4年間、学部だと4年しかないから、やっぱり、長期的なプロジェクトとかってやるの?難しいけど、そういうのもね。できたら最高だなって感じだよね。

けい
そう、だからもちさんとか今1年生の学生スタッフにも、こういうことやりたかったんだよね、って吹き込んで(笑)

ともひろ
たしかに、けいさんの意志を受け継いで新しい学生がもしかしたらやってくれるかも。

けい
お願いしたいです。ともひろさんはありますか?ともひろさんはまだ学生スタッフだけど。何かやりたいのありますか?

ともひろ
そうですね。自分は大学院に進学予定があるので、まだ学生スタッフを続けようと思ってるんですけど、まだやってないこととしては、男性性とかマスキュリニティみたいなものに焦点を当てたイベントをやりたいなと思っていて。男性学みたいなものってあんまりまだフィーチャーされてないというか、多くの人に認知されてないんじゃないかなっていう風に感じてるので、そう言ったイベントやったらいいのかな?って自分でちょっと思ってます。

けい
エトセトラブックスでも最新号は男性学だったり、ちょいちょいあるけど、そんなGSセンターでも男性性をトピックにしたやつとかあったのかな?あんまパッと思い出せないけど。

ともひろ
あんまやってないんじゃないかなって思います。

けい
いいじゃん、楽しみにしてます。

ともひろ
はい、ありがとうございます。
以上、「学スタライフを振り返る」のコーナーでした。

ジングル(けい)
10号館213 Queering Waseda!

ともひろ
お届けしてきましたQueering Waseda、お別れの時間となりました。けいさん、今回はどうでしたか?

けい
そうですね。あの前回の多分配信で私これで最後なんですとかめっちゃ言ってたんですけど、全然次の回にも出てきちゃって、ちょっと恥ずかしい。恥ずかしいなっていうのと、ネクストポッドキャスターともひろと話せて、Queering Waseda、私が卒業したら終わっちゃうかなってなんとなく思ってたんですけど、これからも私卒業して多分あんまりGSセンター行く機会が多くないのかな?会社で働き始めたらと思うので、耳だけでもこれからもGSセンターのこと、いろいろ聞けたらいいなと思ってるので、なんかすごいちょっと楽しみ。これからが楽しみな配信回でした。

ともひろ
そうですね、やっぱりけいさんとリョウさんが立ち上げてくれたこの企画すごい魅力的だなって前からリスナーとして思ってたので、そこは続けていきたいなって、ずっと思ってたんで、これからもポッドキャストの配信を続けていきたいと思います。頑張ります。

けい
頑張れ!

ともひろ
GSセンターのXやインスタグラムでイベント情報などをお知らせします。番組詳細の欄からチェックしてみてください。続いてイベントのお知らせです。2024年3月8日に就活セクシズムをテーマにしたおしゃべりラウンジを開催します。こちらも詳細はWebサイトやSNSをご確認ください。

けい
それでは、皆さんまた次回の放送でお会いしましょう。お相手はGSセンター学生、スタッフのけいと

ともひろ
ともひろでした。

けい・ともひろ
バイバイ!

ひとこと

初めての収録、初めての編集ということで、初めてづくしのポッドキャストでした。これから定期的に更新していきたいと思います。(ともひろ)