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『fog』 制作背景

新曲fog公開しました!!
やったー!お疲れ様でした...!
まだ曲を見ておられない方は,ぜひ以下リンクから飛んでください.


【目的】

この曲は,迷いをテーマに作った曲です.
最近,リアルで大きな選択を迫られることがあって,選択することの恐怖や不安に対して自分なりの答えを見つけて曲に昇華しようと思い作りました.

自分の曲は,聴いた人の幸せのために,安息の地になりたいなと思って作っています.
もし,あなたが自分の選択と結果に対して,恐怖,不安,寂しさを感じたときに,この曲があなたの心に手助けできたらこれほど嬉しいことはありません!

【謝辞】

まず,絵本とMVのイラストを描いてくださったおのばねさん,大変ありがとうございました.

今回の曲を出すにあたって2ヶ月半くらいやり取りさせていただく中で,おのばねさんの優しさをとても感じました😭,こちらの提案は親身になって聞いて頂いたり,逆に提案して頂けたり,やり取りがとても楽しかったです.
曲に合う,優しいけど寂しげな最高のイラストを作っていただき,ありがとうございました.
↓おのばねさんのTwitter

また,ハモリを作成してくれたピチプリステファニー,どうもありがとう.
ハモリ以外の部分でもたくさん意見をもらえたおかげで良いものになりました.またよろしくね.

最後に聴いてくださった方々,ありがとうございました!
これからも,よろしくお願いします!!

【作曲メモ】

以下,作曲中に作成したメモです!
人に見せるために書いたものではないので,雰囲気で楽しんでください
🙇

【コンセプト】
・幸福な京都絵本
・霧の森を迷うような、曖昧さ/正解のなさが怖い!
 ⇨人生の行く先など,選ぶことは何かを失うことだから.(迷いや後悔)
・君の身体の確かさ(君が今持っているもの/感じたこと)は嘘にならない,君は大事だ.
・骨!!(死がちらつく)

【内容】
【シチュエーション】
僕が君のことを見てる!
霧の森を歩く!→→答えのわからない人生を迷い続けて、不安でも進むんだ。

【流れ】
・霧の森を迷っている
・全てのことが曖昧で、正解がないのは怖い
・君の内側が、熱く、君を確かなものにした(小)
 (君の得たものが君だ)

・君の内側が、熱く、君を確かなものにした(小)
 →死も生も確かに孕んでいる!今の君を大事なものに
・ラス

【裏設定】
○内面について(確かなもの)
 骨→→死と冷たさのシンボル(忘却)
 肉→→生と熱さのシンボル(迷い/後悔)
肉から熱が失われると,骨になる!
○霧の森はどんなところ?
先が見えなくて,曖昧なところ.迷い+後悔が生まれる

Aメロ(霧の中,迷う)
息をする。肺が熱くなって
何か無くした?それも気づかない!
霧が掛かっている中を迷うの.

Aメロ(霧の中,忘れる)
息をする,骨が軋む
どこへ行けばいいのか,君は知らない
霧がかかっている中を迷って

Bメロ(森の説明,曖昧さが怖い!!)
その森には,君の居場所はないと感じる?
お別れさえも,すぐに忘れるから.
君が見る先に,何が待つの

サビ(霧の総括,君の体の確かさよ!)
君が生きて、足を出した。
一人きりで,霧の中.
悲しむことも,また歩くことも.
嘘にならない.君が大事なんだ

Aメロ(霧の中,迷う)
まだ,進むんだね.息を捨てて
灯もない方へ進むのか
怖いのは,

Aメロ(霧の中,忘れる)
君の背筋が,綺麗に見える.
僕らいつか友達だった.
忘れてしまったけど.

Bメロ(森,曖昧さ)
この森には,僕らの居場所はないんだろう
お別れよりも怖いのは,迷い続けることだ

サビ
君が生きて、足を出した。
一人きりで,霧の中.
君が悲しむことも,また歩くことも.
嘘にならない.君が大事なんだ

サビラスト(爽やかな別れ)
迷いながら歩いている
たくさんの別れがあった
さよならは寂しいけど
悲しくない大丈夫だ。

君は,熱を持って,生きているから.

息をする、肺が熱くなる
僕が誰かと居ても、一人になること
行き先にも安心はない

木々は動かないから

明瞭なものを求めるよ

眠ろう.ここが安息の地だ
君はもう傷つかないよ.

木々は動かないから狂気だ

ぬかるんだ地面だけが、僕らがここにいるしるし
遠くの木々は、すぐに見えなくなっちゃうなぁ

迷いながら生きてたら、安心はないでしょう。
テントを張ろう
それが君の安心(安息の地)になる
この歌が君の安心になる

結局どこへも行かないのさ。
手に入れたものが君さ、落としたものが君さ。
君とここで出会えたけど、僕もそうなんだよ

ずっと霧の中、ずっと霧の中

ずっと霧の中、

今できることをして、それは悲しみにはなっても絶望や後悔にはならない

→→光る瞬間を逃すな。

霧の中、森にいるのは
骸骨の精

森と町の境目

霧は境目を繋ぐ

僕は迷って進んでいる、
死が近くにあることも
自信がないのよ、いつだって。
手から落ちたものに一生気づかないままで、自分の惨めさに絶望したとしても、それでも、信じないといけないのです。

・後悔と迷いのうた
曖昧なところにいる

だから、みんな、明瞭なものを求めるよなあ
全てのことは曖昧なのに

何を信じたい?僕はそこへ行くだけ

息が,できないの?気のせいかどうかもわからない

感情も信じられない.

全部気のせいだよ.だって掴めないから.
掴めないものが,一番大事なんだ


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