Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第九十五回「殺意の塗布」
この配信で使用したデッキの名前は「その魂を賭けよ!」。内容はマグナゼロ。3勝出来そうだったけど2勝。流石にキツかったわ。でもグランプリ最終日にまともな連携ロイヤルをビクブレごと轢き殺したのは超気持ちよかった。これのせいでA決行けてなかったらすまんw!
本日の抽選は…
Re:95回「手札枯らして手札を増やす、殺意の塗布」
テキストが全部偉い!
殺意の塗布はEOPのヴァンパイアスペル。この弾にて登場したハンドレスギミックのパーツの1枚となっている。
ハンドレスVはパラセリゼ率いる宴楽組メインで組まれたデッキ。
ターン開始時手札が0枚だと直接召喚されてくるパラセリゼを4tくらいから連打しつつ顔を殴りまくるデッキ。パラセリゼが出るたび顔2点と1ドローがおまけでつくので、これによってアグロの手札が切れるという弱点を無理やり解決している。無茶苦茶。この性質上、デッキは低コストカードと手札を捨てるカードが多くを占めている。
これを前提に、殺意の塗布の効果を見ていこう。
効果は1コスで自Vフォロワー1体に必殺付与。まぁまぁ強い。ハンドレス関係なしにこういうカード欲しい時ある。ビクブレとか竜頭のスレイヤーとか急に出てきた時に持ってると一安心。1コス+進化権or突進で確定除去ができるのは偉い。同弾に沼地の大蠍とかいう1/1/1必殺がいるので少し霞むが普通に強い。ハンドレス的観点で言えば、Vフォロワーさえいれば1コストで順当に手札を1枚減らせるのもgood。ゴブリンにつけられないのはちょっとウザいし、ドアマン塗布って持ってる時に塗布から打てないのキモいが、まぁ許せる。
許せる理由は、このカードのもう一つの効果「手札から捨てられた時、次ターン開始時1ドロー」。これこそがハンドレスに塗布が入っている理由である。手札枯らしたいのにドロー?となるかもしれない。実際、そのように言われて採用されてない時期もあった。ただ現在は入れている構築が多い。
その採用理由はパラセリゼ直接召喚後の坊主めくり強化である。このカードは捨てることで次ターンドローがもらえるので、結果的に山を引ける枚数が増える。ハンドレスは月下の跳躍が他のカードと比べてもあり得ないほど強いので、それを探しに行ける時点で偉い。このカードがなければ使えるカードは毎ターン2枚しか選択肢が無いが、塗布があることでプレイ幅を広げられる。
引くタイミングが「次ターン」という点も最高。これのおかげでパラセリゼの直接召喚条件が邪魔されない。気兼ねなくポイ捨てできる。また、捨てるカードのコストを塗布のドローをもらうターンに払う必要がないので試合がもつれた時にパルクールウルフなどのコスト重いカードをぶん投げるのにも困らない。パラセリゼ前に手札でダブると早めに捨てざるを得なくなり流石にキツいのだが、手札が0枚になるタイミングで捨てればメリットだけを享受出来てただただ偉い。
こんな感じで捨てる札があれば予約ドローで山を捲り、捨てれなくても1コスでプレイ可能で効果もちゃんと強いというエロいカードである。
ハンドレスヴァンパイアに絞った解説をしたが、進化ヴァンパイアに入ってる構築もちょっとだけ見たことがある。あのデッキもルームサービスと棘入ってるし、今まで言ってなかったが渇望とのシナジーもある。総じて偉いのかもね、知らんけど。
CLCネクロに死への近道というカードがある。効果は2コストで必殺付与。~fin~。殺意の塗布、こっから半分になった挙句、捨てられた時効果まで付いてて笑っちゃうよ。
ヴァンパイア、1コス払うといろんなキーワード能力を付与できる。塗布の必殺に加え、処刑人の斧の突進、憎悪する愛絶のドレインといった面々。なんでこんなに1コススペルがあるんだ、ウィッチか?ちなみにこれらで付与できる効果を1枚で付与できるカードがウィッチにある。それが霊薬の調合。2コストで上記の3効果を全部つけられるぞ!(但しバフされてるフォロワーに限る)
捨てられた時というテキストの初出は光の道筋。実はドラゴンじゃない。なんでだよ。EOP以前だと、捨てられた時って書かれてるカードは光の道筋以外だとドラゴンだけ…じゃなくて狂槍のケンタウロスというロイヤルのカードが存在している。なんでだよ。手札捨て、ドラゴンのクラス特性のはずなのに定期的にNTRれている。可哀想。(捨てられた時効果発動するカード抽選で引きすぎだ、なんでこの段落にリンクが二つもあるんだ)
ft、良い。ナイフに毒塗ってる悪魔のイラスト込みで考えると、殺人を悪魔のせいにできるというもの。実際はナイフで刺せば普通に死ぬんだろうけど、悪魔が塗った毒のせいにできるね
てかこんな話どっかで見たことあるな…?
既視感、これかなぁ?違う気もするけど
前回→灯火の烈絶
次回→ライトニングキャット
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