Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第八百四十回「詠唱:二対の炎」
明日やろうかな、という気持ち
本日の抽選は…
Re:840回「無料なら強い、詠唱:二対の炎」
詠唱:二対の炎はビショップのベーシックカード。重い。
コストは5、カウントダウンは2。効果はラストワードでホリフレ2体召喚。デカくはある。
初期のCDアミュレットのコスト感はカードのコスト+カウントダウンの値と同程度のパワーを発揮するように作られている。これを基に考えると二対の炎は5+2=7コスト相当で4/4が2体出ている事になるので悪くない。
ただこれはコスト算に基づいて考えた場合の話であり実際に運用するとなるとかなり厳しい。その理由が出た瞬間に何もしないくせコストが5もあるというところだ。いくらあとでお得できるとはいえ5ppを払って一旦ターンを返す動きが弱すぎる。一応7pp払って教理とくっつけるみたいな動きをすれば出したターンから強くはあるが、コンボ前提の割にはそこまで強くない。結局のところバニラ2体が出ているだけなので。
そんな重過ぎる二対の炎だが、一度だけ環境入りをしたことがある。それがニュートラルビショップだ。
ニュートラルフォロワーの面展開で殴りつつ、Nが出るたびにコストが下がるイーグルマン黄金郷の獅子で圧殺していくデッキ。このうち黄金郷の獅子はファンファーレで手札のコスト5以下アミュレットを場に出し破壊する効果を持っているため、ラストワードが本体である二対の炎とは非常に相性がいい。二対の炎の弱点であるコストの重さと即効性の無さを完全にカバーしており、これ以上とない相性の良さと言えるだろう。対抗である三月ウサギのお茶会と比べると手出しがあまりにも弱いため雑に3投できるカードではなかったが、黄金郷からぶん投げた際の出力は壊れと称して間違いなかった。
黄金郷以外だとチェキババとも相性がいい。場に出た瞬間のことをなんも考えてないおかげでラストワードの出力は最高級であり、アミュレットをタダで割れる系カードとの相性は抜群である。今だと羽搏く祈りとかの方が強いけど、逆に言うと羽搏く祈り以前では大真面目に二対の炎が出力としては最高級だった(疾走出した方が強いのはそう、あくまでコスト論のみ)。
このようにベーシックカードながらかなりピーキーな活躍をした1枚となっている。タダなら強い!
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