Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第七百八十五回「エンジニアドワーフ」
アルコールが足りません
本日の抽選は…
Re:785回「千と千尋の神隠し、エンジニアドワーフ」
傑作出来ちまったァ!
エンジニアドワーフは十禍闘争にて登場したネメシスフォロワー。あとから名前がついてきた珍しい境遇な人。
スタッツは2/1/3。能力は出た時ドールオペレーションかパペットルームからいずれか1枚をハンドイン。
ドールオペレーションは1cスペル。自分の手札のランダムな操り人形を+4/+0、エンハンス7なら代わりに人形2枚ハンドインしてからランダムな2枚の操り人形を+4/+0。
パペットルームは3cアミュレット。CD3で、出た時と自分ターン終了時に操り人形1枚をハンドイン出来る。
使い方としては序盤はパペットルームを拾って人形補充、中盤以降はオペレーションを拾って人形の除去レンジを広げたり高攻撃力によるコンボを狙う…という感じになるだろう。
当時のカードプールでオペレーションと組み合わせたいカードといえばクロックワークマギ・リヒトだろう。リヒトは同弾にて登場した3/2/3で、出た時自フォロワー破壊数が20を超えていれば手札の人形全てを+1/+0し疾走を付与できる。人形に疾走を付与すればドルオペは実質1c4点の超破格スペックとなるので、かなり偉い。
人形ネメシスにおいて序盤の補給と終盤の詰めの両方に使えるナイスな1枚だと言える。
…というコンセプトなのだろうが、実際のところはあまり使われていない。どちらのトークンもかなり微妙だったのだ。
まずパペルだがこちらCGSのカード。OOSの速度感に間に合ってない。2→3と置けた時でも動きとしてはそんな強くないし、それ以降はもってのほか。チンタラしすぎてる。
続いてオペレーションだが、こちらはリヒトがそこまで強くなかったせいでただの除去札になってた。20破壊が条件としてかなり重く、疾走付与にたどり着くのが難しかったのだ。そんななかでエンジニアドワーフを2cで出してオペレーション打って…みたいなことしていたら余計この達成速度は遅くなる。
その後RGWのオーキス登場により人形疾走のハードルはだいぶ下がることになるのだが、一旦2/1/3出してまで4点追加したいか?と言われるとそういう感じではなかったので、結局採用されるには至らなかった。
他の2c生き物たちを押し除けられるスペックは、無いね〜〜〜
そんなわけでローテーション環境では特段活躍はしなかった。
ただローテーション以外のフォーマットだとこのカードはかなり活躍出来ている。
まずは2pick。2ドワーフ3パペルの動きが無難に強く、オペレーションによる除去もあったかい。破壊数系カードを使うにあたって1枚から5破壊になってくれるのがかなりありがたく、使いやすい2cフォロワー枠として大いに活躍していた。
そしてアンリミテッド。こちらはローテ落ちからしばらく経ってからの活躍となる。活躍のきっかけとなったのはAOAにて登場した無謬の偶像・ライルである。
こちら自分の手札を1枚山札に戻すことでライルの人形という専用トークンを加えることができる2/1/3。そして、このライルの人形が0/2/3守護疾走かつこのカードを操り人形として扱うというテキストを持っている。疾走付与の手間なく勝手に走る操り人形が登場したのだ。これによって1c4点のドルオペの価値が急騰、それに伴いドルオペを拾えるエンジニアドワーフの価値も一気に上がったのだ。
HORのゲートリベレーター・ラズリ登場も見逃せない。こちら場に出た時1cスペルをサーチしながら山札に1cレディアント2枚を埋めるAFフォロワー。簡単に言えば1c4点を拾いながら山札にサーチしやすい1c4点を埋める激ヤバカード(自身もサーチしやすい)。ラズリピン採用しとけば、AFサーチカードが1枚目はラズリ2枚目以降はレディサーチしてくれるのでかなり芸術的。このラズリの登場により、ライルの人形OTKがデッキとして成立するようになった。
デッキの流れとしては各種サーチでライルラズリを拾い、ライルの人形をバフしまくりながらレディも拾って、5,6tくらいに全部投げて殺す。殺すターンにかかるppが少ないのでミュニエとかワルブレ使えるのがかなりイケてる。
エンジニアドワーフは1c4点生成男として大活躍している。ドルオペの尖ったテキストがとうとう順に活躍した瞬間であった。
あとクロスオーバーでも強かった。クロスオーバーでの相棒はゴールデンウォーリアーから出てくる騎士王の威光。威光をおけば人形が全部走るのでこれまた1c4点として運用可能。進化ターンまでの暇な間に雑に置いとけば後から打点追加してくれるのでかわいい。威光はJPGのエンシェント召喚とも相性が良かったので、ここと合わせてものすごい勢いで殴るデッキとして活躍していた。
この通り、ローテーション以外だとあらゆるフォーマットにおいて何かしら活躍している。変な経歴だ。
変な経歴で言うともう1つ変なことがこのカードにはあり、それがリメイクだ。AOAにてリメイクされたのだが、そのカード名が「勉学の職人・ホフレ」。固有名無しカードが固有名持ちカードとしてリメイクされたのである。そのためリメイクカードのくせにリメイク感があんまり無い変な1枚となっている。ローテしかやってない人だとそもそもエンジニアドワーフが影薄いから、ホフレがリメイクだって気づいてない人もかなり多そう。知ってても気づかないまであるので。
ftにはなんか知らんけどマジックエンジニアが登場している。一応マナリアの人なのにマナリア感が一切無いのなんなんだ??それでいてAOAではしっかり学園組として登場してるの意味分かんねえ。マナリアだとウィッチに出さないといけなくなるから隠したのかな?謎です
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