見出し画像

Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第五百五十回「屈折する魔力」

今日のバイト、本当に休もうかな

本日の抽選は…

Re:550回「モンスト、屈折する魔力」

通常版
コラボ版

OOS-ブロンズ
3コストウィッチ・スペル
カードを2枚引く。
直前の相手のターンに自分のリーダーがダメージを受けていたなら、ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージ。

戦士が考えるのは、どうすれば攻撃が当たるか。
魔術師が考えるのは、どうすれば避ける気が失せるか。

通常版

超・占事略決なら もう全部覚えちゃったから
――恐山アンナ

コラボ版

屈折する魔力は十禍闘争にて登場したウィッチスペル。好き。個人的に。

コストは3。効果は2ドロー+直前の相手ターンに自リーダーがダメージを受けていたならランダムな相手フォロワー1体に3ダメージ。とうとう除去が付いた3コス2ドロー族。

3コス2ドローはシャドバにおけるドロースペルの基本。特にウィッチはスペルでドローしてるだけでスペルブーストを進められるクラスなので、その重要性は今なお高い。精神統一が土の秘術一切関係無しに標準装備されてたクラスなので。そのため他クラスで悪夢の始まりや包み込む願いといった追加効果付き3コス2ドローが登場していたにも関わらず、ウィッチにはなかなかその波が訪れなかった。

そして今回話題の屈折する魔力はとうとうウィッチに来た追加効果付きの3コス2ドローである(これ以前に叡智の結実も出ているが、あれの追加効果は機械W限定なので実質無い)。その追加効果が前ターンダメージ喰らってたらランダム3点。強い。ランダム3点は戦技斬刀相当なのでコスト算だと1。それにダメージ条件も付いているのでシンプルにコスト算だけで見ると結構うんち。悪夢の始まりはマシエン(2コス)付いてるからな。ただ2ドローと除去効果の組み合わせ、これがあまりにも良すぎる。2ドローは自分の手札を整える、言わば準備の段階。その準備段階に除去をぶっ放せるの、あまりにも正しい。ドローしながら時間を稼ぎ、スペブを積んで大型ぶん投げるのがスペブの基本。その基礎を両方同時にできる屈折する魔力はかなり偉いテキストだと言えるだろう。

ただ、登場してすぐはこのカードに活躍の機会は訪れなかった。その理由がスペブ自体のあまりのしょうもなさである。当時のスペブでフィニッシュカードになりうるのはイザベルのアルマジ、クオン、クロノウィッチの3種。ただイザベルはナーフされちゃってたし、当時のクオンはまだ貴人が顔にビーム飛ばさないし、クロノも顔に打点出さない。

そして次弾にとんでもないカードが登場する。それが天使の恩寵である。ep優位なら実質1コス化&2回復が付いてくる最強の3コス2ドロー。このカードの登場によりスペブはめちゃくちゃ強化されたのだが、屈折する魔力はこの最強の恩寵と役割が被ってしまった。その結果純粋なスペブに採用するのは、イザベルの種類稼ぎで1枚入れてもいい??くらいになってしまった。残念……。

ただ、屈折する魔力を積極的に採用できるコンセプトが1つだけあった。それがセブンズフォースソーサラーである。こちら1ターン中にスペルを7枚プレイしたら相手リーダーに20点を飛ばすバカカード。進化時能力で手札の3コスト以下のスペル全てのコストを0に出来るのでデッキを組む際は大量の3コス以下スペルとブズフォラという構成になる。そこで屈折する魔力。当時のスペブは叡智の神鳥やハリケーンゴーレムなどアクセラレートをスペルとして使うことが多かったのだが、これらはブズフォラでコスト0にできない。そこで純粋にスペルな屈折する魔力。ちゃんとコスト0化可能。能力もブズフォラ用の手札を稼ぐドローとブズフォラまでの時間を稼ぐ除去。全てが噛み合っている。

ブズフォラ、メタトロンとかの不純物が入っていることも考えると手札の枚数を稼ぐのはかなり重要。そうなると2ドローの温かさがえぐい。1ドロー札は手札プラマイ0だからね。ドローしないカウマジやチャームマジックで面捌いたりロックしたりする場面が必ず試合中にあるので、ドローの重要性はかなり大きい。恩寵の方が優先ではあるが、屈折する魔力もしっかり活躍してくれるカードであった。

恩寵に殆ど活躍の場を持ってかれはしたが、ブズフォラのおかげで面目は保たれたかなといったところ。よかったね。俺はブズフォラオタクなのでこのカード大好き。

ダメージを受けていたなら条件は0ダメージでも起動するのでカウマジのバリア剥がされただけでも3ダメージを飛ばしてくれる。いいね👍あと大いなる意志打ったフォロワーに殴られてもOK。攻撃力0って大体殴っても殴んなくても関係ないのだが、屈折する魔力はそれを咎めるカードとなっていた。攻撃力0で殴るのは、やめよう!!!

カウンターマジックと屈折する魔力、名前逆じゃね?と思う。というかカウマジにカウンター要素無すぎるし、屈折する魔力にカウンター要素がありすぎる。今からでも逆にしない?

SHAMAN KINGコラボ版が存在する。イラストに描かれているのは恐山アンナというキャラクターらしい。SHAMAN KINGは本当に何も知らないのでこれ以上言えることは何もありません。さようなら

前回

次回

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?