Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第百八十六回「オシャレハザード・ネルシャ」
↑こいつ、ギリシャドバにいても良い見た目してない??
本日の抽選は…
Re:186回「オシャレで蹂躙、オシャレハザード・ネルシャ」
オシャレハザード・ネルシャはDOVにて登場したエルフフォロワー。オシャレ女王・ネルシャの闇堕ちリメイクである。
3/2/2で効果は2つ。まずは普通の手出し。ファンファーレでppを2回復する。実質1/2/2となる。大体黒豹の偵察者だが、あちらは2コスで使えるうえであまり使われていなかったので他の効果が重要になってくる。そしてその他の効果たるエンハンス5。pp2回復の代わりに4回復してネルシャを2枚手札に加える。但しそれはターン終了時に捨てられる。こちらも実質1/2/2を出しながら実質1/2/2をさらに2枚加えられる。5pp下でネルシャをプレイすればそのまま2/2が3体立った挙句2pp余る形となる。
捨て効果のイメージとしては竜の助言、ナイフトリックが近いがそれらと少し違うのが加えられたネルシャもまたエンハンスをもったままという事である。ナイフトリックも一応スペブ効果残ってるけど、ネルシャは他のと違ってエンハンスをどんどん使ってくれよな!っていうカードデザインになっている。7pp下でエンハネルシャエンハネルシャエンハネルシャネルシャネルシャとかをしてくれってデザインになっている。1枚のネルシャから2/2をコストと盤面が許す限り無限に展開できるようになっている。
因みに手札から捨てられる効果は場に一回出せば消える。バウンスを用いる事で1枚のネルシャから捨てられないネルシャを2枚以上生み出す事ができる。増殖するN。
このカード、2/2を複数展開できるのもさる事ながら手札1枚から実質1コスカードを無限に生成できるのがかなり凄い。エルフのテーマにプレイ数があるが、そのプレイ数稼ぎをこれ1枚でかなりできてしまうのだ。フェアリーをウィスパラーだなんだでチンタラ稼がなくともこいつ1枚が2/2のフェアリー無限枚になってくれるのだ。
更に更にネルシャが登場した弾のレジェンド、宿命の狐火・セッカとのシナジーも存在する。セッカは九尾の決意の重ねがけによって20点近い打点を叩き出すデッキなのだが、この九尾の決意を用いる条件が「バトル中場を離れたエルフフォロワー20体以上」である。この条件を満たすのにネルシャはピッタリ。道中のプレイ数カードをサポートしながら1体が∞体になるネルシャは正にセッカのためのカードと言って間違いない。
そんなわけでこのカードはセッカエルフで大活躍
…していない。
理由は同期のもう一枚のレジェンド、瘴気の妖精姫・アリアにある。こちら4/3/4でフェアリーとウィスプを手札に加えながら、進化時に「フェアリーとウィスプが場に出るたびに+1/+0突進ラスワ顔1点を付与」をリーダー付与する。このカードの進化後のフェアリーないしウィスプは突進によって場を荒らしながら場を離れたエルフフォロワー数を稼ぎセッカで微妙に足りない打点を稼げる。こいつ(とワンダーツリー)のせいで手札に加えるのが一手間かかるとはいえフェアリーを用いた方がネルシャを使うより断然良くなっちゃった。ネルシャ、1枚からいっぱい出せるのは良いことなんだけど盤面に対する出力は所詮2/2止まり。相手視点ではうんち焦がしレベルのaoeで簡単に吹き飛ばせるし、自分視点では能動的に場を離れる手段がないから盤面数制限がかなり重くのしかかる。
そんなわけでセッカアリアの評価が固まって以降は殆ど使われる事なくそのままローテ落ちして行った。残念無念。
一応、ローテでホズミするならフェアリーハンドイン札がギガブロだのブラストだのフォロワーばっかなのでネルシャがキーパーソンだったようである。同じく宴楽組の夢のもてなしで捨てられるネルシャをエルダートレントに変換する事も出来る。ただ、ローテホズミはまともな疾走ウィンドフェアリーくらいしかいなかったからフルパワーで出せたとしても全然勝てない。あと夢のもてなしはイラストにホズミ映ってるけど多分ホズミに入ってない。あとあと、ネルシャとホズミがローテで共存してたのは前弾だけである。
他だと異形の餌としてエンハ5が結構優秀なんだけど異形はこのカードが登場するとうの昔に悪さしすぎて処刑されちゃったから一緒に活躍はできなかった。
このカード、落ちてから急に相性がいいカードが登場した。それがアルティメットバハムートである。
こちら、バトル中にppを合計50以上消費するとターン終了時に山札から飛んでくる13/13で相手のデッキが残り5枚になるようにライブラリを消し飛ばす。このカード、現状でもコンエルや共鳴Nmなどでかなり使われているカードとなっている強カードとなっている。もしネルシャがローテにいればエルフはアルバハ特化デッキが組めただろう。なんせこのカード、実際には1コスト消費で5コストを消費できるカードを1枚から何枚も生み出せる。1コス消費(5コス)は既にアルバハアクセラが存在しているが、それを何度も使えるとなればアルバハは爆速で飛んでくる。環境初期に幻獣の遣いとか使ってpp消費を爆速で伸ばすやつあったけどそれの更にすげえ版が組める。6pp下ネルシャネルシャネルシャネルシャ2コスで18消費、7pp下終焉アルバハネルシャネルシャネルシャ2コスで25消費とか凄え〜の。アルバハってもしかしてネルシャローテ落ちしたからこそ実装できたのか?(結局コンエルのが強そうだけど)
二つ名のオシャレハザード、聞いたことない言葉すぎる。これがどういう意味なのかは闇堕ち前含めてフレテキを読み解くことで理解できる。
闇堕ち前ftは以下の通り。
闇堕ち前ネルシャはオシャレの権化として顕現し非オシャレ民をドレスなどを授けることでオシャレにしていた。カード能力も他のフォロワーに白黒のドレスを着せてバフデバフする形式になっている(白は自分でも着れるけど)。
一方闇堕ちftは自身以外の世界全てを醜悪と評し、非オシャレ民でなく世界そのものをオシャレに塗り替えるべく闊歩している。それを表現した能力が唯一オシャレである自身の増殖。押し寄せるオシャレの洪水。まさに災害である。
ネルシャと言えば神バハでのカイザとの絡みが有名だが、もしカイザが闇堕ちしたら分身して「俺こそが究極の食材!」って言ってたのかもしれない。𝐜𝐚𝐧𝐧𝐢𝐛𝐚𝐥𝐢𝐬𝐦
前回→イスラーフィール
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