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Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第二百六十六回「シノビタヌキ」

ディスカのフィルレイン、めちゃキモくない??なんなの???

本日の抽選は…

Re:266回「地雷になりきれない、シノビタヌキ」

SOR-ブロンズ
1コストロイヤル・兵士・フォロワー
1/1→3/3
潜伏
自分のターンごとに1回、これの攻撃力か体力を能力で+したとき、「次に受けるダメージは0になる」を持つ。

化け忍法、皮算用の術!
ふふふ……当たったと見せかけ、ヒラリと躱す術なのだ!

化け忍法、寝入りの術!
ふふふ……眠ったと見せかけ、グワッと襲う術なのだ!

シノビタヌキはSORにて登場したロイヤルフォロワー。悪さできそうで悪さしない。

スタッツは1/1/1潜伏。効果は1ターン毎に1回まで攻撃or体力がバフされた時にプリンバリアを貼るというもの。結構強そうなテキストをしている。

そもそも潜伏というテキストのおかげで1コスとしては、このフォロワーはかなりの取られにくさを誇る。ゲーム序盤は特に何もせずとも生き残るだろう。ここまではCLCのニンジャエッグにも同じことが言える。ただ、ニンジャエッグの場合だとゲーム後半では体力1が祟り適当なaoeで吹き飛ばされてしまう。シノビタヌキはそれをバフによるバリアで1回までは耐えれるのだ。しかもバリアを貼る条件がバフなのも良い。潜伏の生き残り性能にバフを合わせるのはリオードやホーリーメイジから続く伝統であり、シノビタヌキはそのバフついでにバリアを貼れるのだから最高である。また、バリアはターン1で貼れるので潜伏から姿を現してからもバリアを貼ることで相手に面倒くさい処理を強いることが出来る。元が1/1/1とはいえバリア付き=バフされている、ということなので相手は処理せざるを得ないのだ。潜伏というテキストのそもそものウザさも相まって、なんかめんどくさいデッキを作れそうな波長を感じる。

ただ、実際のところ使われたかというとほとんど見る機会はないカードだった。これは当時のバフギミックとの噛み合いの悪さにある。それが同期登場の乗り物ギミックである。乗り物アミュレットを盤面に設置、次にフォロワーが出た時これらが消滅しバフをかけるという形を取る。今のドラゴウェポンの元ネタとなっている能力である。当時環境でバフしようと思ったらこれらを活用するのが一番手っ取り早くて強かった。ニュートラルのなる冒に加え、ロイヤルにもラディガンという超強乗り物フォロワーがいる。ただ、シノビタヌキはこのバフ形式とあまり相性が良くない。なぜならこれらのバフは先に場にいるフォロワーに乗せることができないからだ。例えばパレスフェンサーやプリンセスヴァンガードのような場にいるフォロワーをバフするカードがあれば1シノビタヌキ2バフと動けば打点増したので顔殴りつつバリア付けるというのを早い時間帯でできる。が、乗り物だとそうはいかない。ゲーム中終盤でバリア付き潜伏を作ること自体はできるが、後付けバフが無い故にそこまで大きなスタッツにすることもできない。後付けバフとして同期に前線の教官というカードは登場しているのだが流石にパワー不足。別にめちゃめちゃ弱いかと言われるとそんなこともないのだが、めちゃ強いことも出来ないので採用はされなかったというわけである。

乗り物はダメだったが、一応ローテにも相性の良いカードはあった。例えばヴァルフリート。1/3/3潜伏強い。入念な支度で山からも出せる。例えば闇ベール。1/1/1潜伏が餌として強い。…このようにローテで使おうと思うとほぼニンジャエッグであった。悲しいね

御旗ロイヤルが使えるレベルのデッキなら楽しいカードだったろうな〜。SORレベルまで来るとパワー足りてなかったな〜。まぁ1コス潜伏が強すぎたらウザすぎだしこれくらいでちょうどいいという話はある

ボイスとフレーバーテキストがチグハグ。フレーバーテキストでは進化前が皮算用の術、進化後が寝入りの術となっているのだがボイスは逆。なんで?別に逆にしても問題無くない?

前回→ロードジェネラル・ロミオ

次回→爆弾フグ

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