見出し画像

思考力向上委員会 フェルミ推定⑨ ~BPO(外部への業務代行)市場の算定~

たまたま、最近BPO関連のサービスについて触れる機会が多いため、この市場を少し検討してみたい。

基本的には、リソースが足りない企業に対して、業務代行を外部で依頼を受けるビジネスであり、時間のある一時的に休暇に入っている主婦などを集め、作業を代行するサービスである。

かなり市場的には広がっているようですが、ざっくりと試算をしてみます。

大枠の市場規模の計算式は、BPO市場規模=企業数×リソース不足企業率×外部への依頼率×1企業当たりの人工×単価

企業数は機能している企業も含めて約30万円程度

リソース不足企業率は、ほぼほぼ陥っていると思われるが、外部に依頼をする必要性まで課題感を抱えているような企業となると大手企業の一部とベンチャーなどの立ち上げ時期の会社になってくるか。なので大体全企業数の10%程度になるだろうか。

外部への依頼率はここまで絞ると結構高そうな印象であり、内70%程度の企業はすでに業務委託などでリソースを確保していると思われる。

一企業当たりの人工は、大手はかなり大人数で、ベンチャーも少なくとも数人は代行してもらっている印象がある。そうなると、平均しても3名くらいはリソースを代行していそうである。

単価については人それぞれではあるだろうが、月50~60万円程度だろうと思われる。

BPO市場規模=企業数×リソース不足企業率×外部への依頼率×1企業当たりの人工×単価=300,000×10%×70%×3×500,000×12=378,000,000,000≒約3800億円。

矢野敬の試算だと兆円レベルなので、どこかの単位があってなさそう。笑恐らく企業数と外部への依頼率なども意外ともっと高いのか・・・・
後はどこまでをBPOとするのかによると思われる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?