トイガン・銃の種別

はじめまして。ガン担当のSです。
今回はエアガンの、というより銃の種別についてお話してみようかと思います。

今、サバイバルゲームの場では様々な大きさ、作動型式のエアガンが使用されていますね。
ご自分が使われている鉄砲が、どういう用途を目的に作られているかを銃器の大きさなどによって分別してみましょう。

小さいものからいきますね。

・ハンドガン/拳銃
基本的には手だけで使用できる小型の銃器。ピストルとも呼ばれます(ただし、古い時代には小型の護身用の刃物などもピストルと呼ばれていました。その名残なのでしょう)。
もっとも小さいサイズのものはポケットに隠し持つこともでき、まさに自身の身を守るための武器と言えます。
拳銃は実銃では拳銃弾と呼ばれる専用の小さい弾を発射します。

・マシンピストル/機関拳銃
ハンドガンサイズでありながら全自動射撃(フルオート)ができるタイプを呼びます。
実銃では基本的には発射される弾薬は拳銃弾と同じである場合が多いです。

・サブマシンガン/機関短銃
サブマシンガンは拳銃弾を効率よく安全にフルオート射撃できるように作られている銃器。本来は第一次世界大戦の頃に塹壕での近距離戦闘で威力を発揮するようにと開発された銃器です。比較的短い距離での火力制圧を目的にしているため、射程はそんなに長くはありません。ただし安定的な射撃を実現するために銃自体はわりと大きいものもあります。

・ライフル/小銃
長い銃身を持ち、威力の高いライフル弾と呼ばれる弾薬を発射する銃器。実銃ではハンドガンとは比較にならないほどの長い射程と貫通力を持ちます。

・スナイパーライフル/狙撃銃
スナイパーライフルは遠距離での命中精度を重視し、それに特化した仕様に作られているライフル。基本的には通常のライフルをベースにすることが多いです。

・アサルトライフル/突撃銃
現代の軍隊の兵士が通常装備している自動火器がアサルトライフルです。
実銃としてのアサルトライフルはライフル弾を短くして発射時の反動を軽減した弾薬を使用します。エアガンなどでは発射される弾はほぼBB弾だけなので、アサルトライフルとはなにからなにまでを言うのか?がやや曖昧ですね。

・カービン/騎兵銃
本来は馬に乗った兵士が馬上で使いやすいように特別仕様になっているものを呼びます。実銃での本来の区分は銃を背負うためのスリングベルトを付ける金具が銃の側面にあるものを差します。が、現代ではアサルトライフルを短くしたタイプを呼ぶことが多いです。

・バトルライフル/自動小銃
フルサイズのライフル弾をオートマチックで射撃する銃器。
アサルトライフルと混同されやすいですが、実銃ではアサルトライフルが短くしたライフル弾を使用するのに対し、バトルライフルはフルサイズのライフル弾を使用するので明らかに区別できます。アサルトライフルと同等か、それよりやや大きいサイズの銃器です。実銃はフルサイズのライフル弾を使用することもあって、当然ものすごい反動があります。(フルオート射撃時に制御できないほどのものもある)

・マシンガン/機関銃
フルサイズのライフル弾をオートマチックで効率よく撃ちまくれる設計の銃器。強力な弾薬を撃ちまくるために大型で重いものが多いです。
兵士が単身で扱えるものを軽機関銃、複数の人員で運用するものを重機関銃と呼びます。現代では分隊支援火器と呼ばれる軽機関銃よりも更に軽く小型の機関銃も運用されています。

・ショットガン/散弾銃
一度に複数の細かい弾を発射する銃器。実銃としては猟銃などに多いです。
近距離戦闘では最強の武器と呼ばれていますが、国際法ではむき出しの鉛の弾で人間を撃つことが禁止されています。(戦闘などが起きている紛争地帯などでは無視されているケースが多い)

というわけで、今回は銃の大きさや型式などで色々な区別があるというお話でした。
実銃についてのお話になりましたが、トイガンでも共通する部分もありますので知っておいてもいい知識かもしれません。
それでは。

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