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マイナスイオン② 本物はこれから出てくる。

自然というフィールドへ足を運び、自然を体感することの心地よさは

生きものとしてナチュラル感覚に戻る人間にとって

自然はかけがえのないもだ。マイナスイオンについて着目する。

「マイナスイオンをたっぷり感じてリフレッシュ!」

「マイナスイオンで心と体を癒す!」

森林の中や小川のほとりなど、ちょっとした自然環境に触れるときこんなことを

良く聞く!しかし、マイナスイオンってそもそも何?

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知っているようでわからないのが普通だ。首都圏で生活する人間にとってわから

ない。首都圏環境に身をおく人間にとって難しいことでなかった。理由は簡単

体が疲れないからだ!イオンについては、多くの人が学校で習うもの。

物質を小さく分けていくと分子となり、分子は原子で構成さている。

例えば、水は水素原子(H)と酸素原子(O)がくっついてH₂Oという

水の分子だ。ではなぜ水素と酸素が結合できるかというと、

正の電気を帯びた水素と、負の電気を帯びた酸素が引き合うから。

このような電気を帯びた原子や分子のことを、それぞれ「プラスイオン」

「マイナスイオン」という。「マイナスイオンを浴びて」

というときは空気中に存在する負の電気を帯びた、

主に水の分子の集理だ。

ひとつの水の分子の大きさは1000分の1mm程度の極小サイズ。

要するに、ほんのわずかな負の電気を帯びた微粒子が、

いっぱい空気中を漂っているということ。

森の中にマイナスイオンが多いのはなぜ?

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 多くの木々が呼吸する森の中はマイナスの電気を帯びたイオンに満ちている。

特に滝や小川の近くなど水が激しくほとばしるところでは、

マイナスイオンが多く発生する。元素にエネルギーが加わると不安定な状態な

り、イオン化する。水が撥ねて急激に水滴が飛び散ると、

大き目の水滴についてはプラス側に帯電して落下し、

一方霧のように微粒化した極小の水の粒子はマイナス側に帯電する。

それにより、周囲の空気もマイナスに帯電していき我々の生活している

周辺の環境では、マイナスに帯電している分子量は1立方cmあたり0~数百程度。

それに対し、水しぶきの多い場所の分子量は1立方cmあたり3,000~6,000、

状況によっては1万を超える!ちなみ自分がいた中札内ピヨロコタン

の滝は4万個ほどのマイナスイオン表示。。

自然界は、通常プラスとマイナスのイオンのバランスが保たれている。

ところが現代人の生活は、携帯電話やパソコン各種の家電製品に

囲まれていることから、生活圏でそのバランスが崩てれいる。

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また、大気汚染や紫外線、新建材、さまざまな化合物質などにより

都市部はプラスイオンがあふれ、マイナスイオンが不足しているのだ。

プラスイオンは、“プラス”という呼称のイメージとは裏腹に

人体によい影響はない。呼吸によって空気中のプラスイオンを

体内に多く取り込み続けると、血液は酸性に傾き、免疫力も弱わくなる。

 一方、マイナスイオンは人体を活性化させる方向に作用する。

マイナスイオンは、呼吸とともに人間の皮膚の電気抵抗の小さい部分から自然に

体内に取り込まれる。すると心身がリラックスし、新陳代謝も盛んになる。

脳からのα波が増して、快適な気分も誘い出してくれる。

他に自律神経の調整、血圧降下や快眠、細胞活性、疲労回復など、

さまざまな効果が謳われてる。ただしマイナスイオンの利点については

諸説あり否定的な意見もある。今まではマイナスイオンの効果を証明する

科学的なデータが少なすぎた。どれほどの量のマイナスイオンを、

どれほどの時間浴びる(または呼吸する)ことにより、

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人体の機能がどう変化したかといったような、数量的な治験データ、

医学的エビデンスがまだまだ少ないのが現状だ。一時期

マイナスイオンを発生する電化製品が話題になったこともあったが

やはり根拠不足もあり、そうした製品がさも健康によいかのような

広告のキャッチコピーなどはNGだ。科学的データが不足しているとはいえ、

森の中や小川のほとりで過ごしていればやはり気分爽快になってくる。

目に入る景色、自然の音、風のそよぎなど人の五感を通じた精神的な

ヒーリング効果、セラピー効果なども、特に都会人にとっては見逃せないのでは

ないだろう。家の中でマイナスイオン発生器を前に過ごしていても、

自然の中の気持ちよさは得られない。まずは自然の中で実際に体感してみたい。

付加価値つけようサービス業マガジンVOL276

マイナスイオン③ 洗練されてきた現在のマイナスイオン機器とは?


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