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良い酒は酔わない⁉️の是非

良い酒はいくら飲んでも酔わないとは?よく言われる事だが、ほんとうだろう

か?そんなわけない!変な酔い方をしないだけである。若いうちは

多少変なアルコール飲んでも身体は対処できるが、ある程度年代になると

アルコールの「質」の影響は大きい。。。飲み過ぎはもちろん論外だが

病気きなる!ならない!この差もある。

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2018年8月23日医学雑誌『ランセット』誌に掲載された1本の論文が世界に衝撃を

与えた。それまでは少量であれば健康に良いが過量になると悪影響があると考え

られていたアルコールが、たとえ少量でも健康に悪いという報告であったからで

ある。『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』

は10万部のベストセラーでもアメリカのガイドラインでは、

アルコールは女性なら1日1杯、男性なら1日2杯以下におさえることが

推奨されている。イギリスでは、性別にかかわらずアルコールは

(ワイン換算で)1日2杯までに抑えるべきだとされている。

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今回の研究でなぜこのように結論が一貫していないように見えるかというと、

アルコールは少量であれば動脈硬化によって起こる病気(脳梗塞や心筋梗塞)の

リスクを下げるものの、がんに関しては少量でもリスクを高めるからである。

2018年4月に同じく『ランセット』誌に掲載された他の論文では、

アルコール換算で週100グラムまでであれば脳梗塞や心筋梗塞による死亡の

リスクは上がらないと報告されている。

注意が必要なのは、アルコールで脳梗塞や心筋梗塞のリスクが下がっている

(因果関係)のか、アルコールを飲んでいる人が脳梗塞や心筋梗塞のリスクが低

いだけなのか(相関関係)なのかはわかっていないということである。

遺伝的要因によってアルコールが飲める人と飲めない人がいるし、

アルコールを飲むと具合が悪くなる人はもちろん飲酒量が少ない。

もしアルコール耐性の遺伝子を持っている人ほど脳梗塞や心筋梗塞のリスクが低

いのであれば、アルコールを少量飲んでいる人ほどリスクが低くなるように見え

てしまうことはありえることは過去の研究から指摘されている。それでも

アルコールの「質」に関する本はまだ出ていない、、調べ切るのは難しい。。

変な事書いたら売れないもんね。自分で感知するしかないのだ。

付加価値付けようサービス業マガジンVOL263 

次回ー東京人の夢見る大自然。





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