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ホロスコマラソンの会の名称が変わります

3年目を迎えましたホロスコマラソンの会、名称を2024年4月から変更になります。その理由とは

ホロスコマラソンの会は、とうとう3年目を迎えましたが、2024年4月から名称を変えることになりました。

新しい名称には、星の他に「夢」の言葉を入れました。というのも、私がこの3年夢分析をずっと受け続けきた経験があります。その最中は夢と星をどんな距離で扱えば良いか試行錯誤でしたが、扱い方の姿勢が固まってきたからです。

私が夢分析を受けた、夢告堂研究所主宰、ユング派分析家の今井晥弌先生は占星術などにも興味もっている方ですが、「占星術を夢を混ぜないでほしい」というスタンスでした。

ユングも占星術を研究していた時期もありましたし、リズ・グリーンの本などはユング派の観点で書いているのでユング心理学と西洋占星術が重なっている部分もあります。だから混ぜないでという意味が最初わからなかったのですが、4年目にしてようやくその違いがはっきりわかってきました。

はっきり違う方向性 ユング心理学と私が追求してきた西洋占星術

現代の西洋占星術は生まれた瞬間を見てその人の可能性をみていくものです。星々は今この瞬間も動いているわけですが、その動きを1瞬ホロスコープという写真をとってその写真をみていろいろ考察を深めていくことをしていきます。

動きを止めて観察する

が基本です。トランジットなどもあるから動きを考えていくとは思いますが、基本は止めることが方向性です。止めることで輪郭がはっきりしてきます。自分の特徴を知るにはとても良い枠組みになりますよね。西洋医学もその姿勢ですよね。動いてる体を一瞬レントゲンやMRIなどでとって診断します。

一方、ユング派の考え方はなんでしょう。それは心の野生を取り戻すための道を夢を通してじっくり道を作っていくことだと思います。過去のショックや関係性の癖で硬直した心のエネルギーを、動かして活性化していくことが目的なのです。

止まっているものをいかに動かすか

これは今井先生からとある話を直接うかがってから、なるほど!と頭の中の点々がつながったのです。私がひとつの立場から物事を見ていなかったなと悟ったのです。

占星術とユング心理学、同じ場所にいるのかもしれないけど、向かう方向は東と西ぐらいに180度違う方向だと思いました。

例えるなら占星術は、木枠の箱のネジをギリギリと締めていく方向性。これによって箱の輪郭ははっきりし世の中で箱として役立っていくでしょう。はっきりくっきり自分の心がわかってきます。逆にユング心理学はねじ止めしているねじを、ゆるゆると緩めていくのです。土台があるから緩められるっていうこともありますので、どっちが良い悪いではなくこの二つは必要な二つの方向性なのであります。

私はゆるめる方向性の視点をもっていなかったというわけですね。だいぶゆるゆる派だと思ってはいましたが・・・。両方の視点をやっと私は持つことができたと感じています。

しかし星も夢も繋がりはある

その考え方を踏まえた上で、夢と占星術を考えるのは良いのではないかと思うようになりました。なぜなら私も含め私の夢見者さんも夢解きを続けることで出生図のテーマを良い意味で深め癒す方向に夢が動いていくなぁ・・・思ったからです。夢解きを続けると出生図の超えにくいテーマ(特に外惑星、冥王星、海王星、天王星に関連したこと)を穏やかに書き換えてくれます。そんな話もしたいしなぁ・・。

またはホラリーのやり方のように夢の象徴と星を繋いで考える時間にしても良いと思っています。ウィリアムリリーの本には夢の意味をホロスコープで見ていますからこのやり方を知るのも良いのではないかと思います。

新たな名前への変更は、成長のステップなのです。

このサークルは、今まで通りホロスコープ読み、参加者さんのオープンリーディングも引き続き続けながら、時々星と夢をテーマのリーディングをしてきたいなと思っています。新たな一歩を踏み出しながら、一緒に楽しみませんか?


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