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夢分析受けるきっかけ2020年9月

2020年夢分析を受けはじめた頃はライフサイクルの変化を感じていました。実家の両親も歳をとってきて、そろそろ実家に帰り時ではとも思っていました。しかしこのまま実家近くに帰ることへのはっきりしないわだかまりもあり、コロナもあって引っ越しすることを先送りしながら過ごしていました。

そんな時に、強烈な夢を見て、前からSNSで知っていた夢分析を今井先生に受けようと思ったのです。(出生図への影響的には後の方の記事で書こうと思います。)

ユング心理学と占星術を合わせた心理占星術といえば、リズ・グリーンやマギー・ハイドも有名です。


今井先生は、そのあたりの著作も相当に読み込んでいると節々で感じていましたが、夢分析を始めるにあたっては「占星術とは混ぜないで、とにかく体験して」とおっしゃってました。今井先生は夢分析の間、出生図は見なかったし話もされませんでした。夢からやってくる無意識のメッセージを自然な働きを受け止めていくだけ。

「無意識のことは無意識にまかせる」

これが心の変容と癒しのための大事なことなのだなと思います。ユング派の夢分析は錬金術の工程や神話や御伽噺と夢と比較していきます。また今井先生は日本の中世の図像や宗教儀礼も研究しておられたので、分析時にはそちらの考え方をたくさん教えていただきました。

そうやって占星術と積極的に結びづけずに淡々と夢分析を経験してきたわけですが、でもここまで来てみて感じるのは、夢は出生図の中の意味を、無意識レベルで書き換かえるのでは?ということです。

ただ何度も繰り返しますが、見た夢をすぐさま出生チャートやトランジットには結び付けて解釈しないほうが良いです。本当に深い心の変容を選ぶなら、待つ必要があります。感じたことをじわじわ温め保ち続けるのです。自我で早く合理的に解釈しすぎると、おかしくなる。癒しの過程に進む流れが遮断されます。自我は、それまでの様々な感情経験でかなり偏っているからその偏りのまま夢を思考で解釈すると、さらにおかしな方向に「思考でがんじがらめ」にさせてしまいます。自己防衛的な方向に向かってしまうこともあるでしょう。

もし夢がわからない場合はそのまま放っておけば良いのです。最初は慌てず無意識に委ねて、夢に働いてもらいましょう。自我レベルでわからなくても夢はさらに一歩先をいった可能性を確実に指し示し、現実を動かします。


読んでいただきありがとうございます。現在私は夢と占星術のセッションをしております。ご興味ある方はこちらお読みください。


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