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引き継いでいるもの ありませんか?~子どもたちとの時間で気づいたことVol.20 



今日は少し、私たち大人向けのお話を。。
子どもと関わるうえでも、子育てのうえでも
深く・大きく影響していること と思っています。


子どもから大人へ・・・


私たちは、親から教えられたことが 大切である、正解であると
ある程度の年齢まで、信じて育ちますよね。

ですが
大きくなって、大人へと成長していく過程で
親を通してではなく、自分自身が社会と関わるようになると

”大切だと教えられて、守ってきたけれど
「自分はそう思わない」” とか

”こうしなければいけないと思ってきたけれど、
「そうでもなかった」” とか 

どんな人も、意識していてもいなくても
こういった心の動きは経験していきます。

それは、アイデンティティが育つということでもあり、
自律心が育つということでもあり、大切なプロセスです。


思春期はそのスタート地点であり、不安定さがあったりしますが
そうやって、行きつ戻りつしながらも
自分のデコボコを築いていく人生の大切な季節。


自分を知り
自分と他者のために しあわせな選択をする。

それが自律する心 なのではないでしょうか。

社会と関わる ということに 自らコミットしていく
社会という大海に、自分を拓いていく。

違うと思ったら、考えを変えてもいいし
自分にフィットしないと感じたら、いろいろ試してみる。

それは
経験を積む、自分の人生を歩く 
ということに重なっていきます。


でも。。。です。


大切だ 重要だ と思っていることは なんですか?


そうやって、大人になり、社会と関わっている今も
そのまま…持ち続けているもの …ありませんか?
そのまま引き継いでいるもの …ないでしょうか?

当たり前すぎて、疑いもしない あれです。

ちょっとだけ自分の内側を感じたら 何か浮かんでくること
ありますか?



あなたが ”これはこうすべきだ” と信じていること、
そして今の自分の価値観になっているもの。


その中で、親御さんからそう教えられたこと、
よく言われていたこと、
当たり前すぎて、空気のように肌のように、
身体の一部になっているようなことって、ありませんか?


私もたくさんありました☆

◎規則正しい生活をする ダラダラしない
◎ご飯は3食 しっかりと
◎ご飯をつくるのはお母さんの仕事
◎みんな頑張っている時は、同じようにがんばる
◎人と違うことを言うのはわがままだ

書き出してみたら、たくさん出てきます 笑
でも今はすいぶん、変わりました。

子どもが小さかった頃は3食でしたが
今はご飯は食べたいタイミングで食べますし
3食ではないことがほとんどです。
(今はそういう方 たくさんいますね。
学問も研究も発達して、常識は時代によってアップデートされていきます)

ご飯は旦那さんが作ることもありますし、
外食や買ったもので食べることもあります。
(家族の中の価値観も変化しますよね)

みんな頑張る時と、自分の頑張る時が同じとは限りません。
(人にはそれぞれ、身体や気持ちのリズムがありますもの)

線を引いたように、変えたというよりは
行きつ戻りつで、変わってきたことばかりです。

それでもまだ、そうしなくてもいいのに
自分で気づいていないこともありそうな気がします。

私の知り合いは
時間を守りなさい といつも言われて育ったために
時間に遅れそうになると、過剰に交感神経が働くそうです。
そして時間に遅れる人に、イラッとするそうです。
(笑いながら話していましたが
   自分を客観視できていて、素晴らしいですよね)


大切だ と教えられたこと
一番身近な親が、そうであった姿をみて育つことで
それがスタンダードだと、思い込んでいること。

私たちは、思っている以上に、
育つ過程で たくさんのことを心と身体にしみこませてきていますよね。



それってホントにそう??  と自分に聴いてみたら
どんなことが 浮かびますか?




子育てのモヤモヤは どこから?


子育てで、何か壁にぶつかったり、
なぜこの子はこうなんだろう と悶々としたり
もっとこうしないとこの子はダメになる と諭したくなったり
もっとこうしないと、成長できないからと いいやり方や情報を探したり


そういう時って、子どもにあれやこれやと言いたくなったり
もっと言うと、
ああしないさい、こうしなさい と ”反射的” に言っていたり
これが合うだろうか? とやり方をもっともっとと探し続けたり。。

はたと…これでいいの? ちがうんじゃない? と
自分がどうしたいのか わからなくなったり

そんなことってありませんか?


私の初めての子育ては、そんなモヤモヤのループでした。


前職では たくさんのお母さんとお子さんに出逢ってきました。
同じように、モヤモヤを抱えている方達が多くいらっしゃいました。

でも、なかにはまったくモヤモヤしていない方もいるんです。
(いい悪いとか 正しい間違い ということではないです)

何がちがうのでしょうか?


学ぶってなんだろう?
学びあうってなんだろう?



子どものことを大切に思わない親はいません。
表現方法はさまざまでも、どんな親も子供のことを思って
一生懸命関わり 育てています。


あなたはお子さんと どんな関りがしたいですか?

子育てで、大切にしたいことって なんでしょうか?


自分が大切にしたいことがあって
自分がイメージしている子育てがあって
たとえそれが ”子どもの今” と一致していなくても

子どもをあるがままに
まるごと 受け止めていられたら
とってもラクチンですよね。笑

この子のこういうところが 最高!って
たとえ そう思うのが自分だけでも

子どもに そんな喜びを感じられたら、
子育てはなにものにもかえがたい しあわせ になります。

お話会では 子どもをみる視点
ヒントについても触れてみたいと思います。


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詳細と申込は、後日ご案内します♪

こんな方、お待ちしています。
◎学ぶってなんだろう?
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 ~バリ島 グリーンスクールの見学レポート
 (はすちゃんこと大川扶水子さんより)

◆グリーンスクール
~ 2007年当時アメリカの副大統領アル・ゴアさんが書いた書籍
『不都合な真実』のなかにも登場
https://www.greenschool.org/

◆多様性を認め合う世界観を愛し
自分の日常でも「素で実践している」はすちゃん♪
ぜひ、はすちゃんに出逢ってください❤






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