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GOLD/XAUUSD かもしれない独り言 2023.1.23 マクロシナリオ


■おさらい:先週はシナリオ(a)に準じた動き+高値更新

やはり、1900キリ番は信頼できるものでした。
私は、両日とも寝坊してエントリーできていません!!

■まずは、環境認識

<週足>
 底値圏でダブルボトム構成後、ナナメ白線のトレンドラインで少し揉みあって上昇して以降、元気よすぎる上昇。

週足:アノマリーもあるとはいえ、元気よすぎないかい?



<日足>

 過去のもみ合いゾーンを"せり上がる"形で上抜け上昇。
せり上がりは強い上昇の初動に見られる激アツサイン。

しかも、上げ三法(酒田五法)が出てるじゃないですか。
"ここから買え"のローソクパターンだけど、ほんとかなぁ
(´_ゝ`)


<4時間足>

 高値更新の勢いがあったものの、先週は"往って来い"を思わせるような反落も目についた。過去に倣うなら調整しての足場作りが次の上昇のためには必要か??


■今週のシナリオ『レンジ意識』 なぜなら・・・


週の前半は、特に目立つ指標や要人発言の予定なし。
週初から一気に上昇というのは逆にキナ臭い。。。

なので
基本"上目線"で意識しつつも、いったん"レンジ性"の値動きを視野に入れます。
短期トレーダーにとっては、少しサイズの大きな下落調整波に遭遇するかもしれません!
(主に木曜の指標発表までについて考察しています。)

<1時間足>
まず、水平抵抗帯をおさらい

 ・1920ゾーン 先週のサポレジ ゾーン
 ・1900ゾーン 押し安値(1H)、キリ番
 ・1890ゾーン 1900抵抗ゾーンの予備的サポート
 ・1878ゾーン 過去高値ゾーン、押し安値(1H)
 ・1950-60ゾーン 高値抵抗帯

■シナリオ① 調整入り

 週中まで上値重い展開、1920でのサポートも限界となり、いったん値幅&時間調整へ。

 1900と1925辺りでのレンジ性の値動き。三尊が意識される。
木曜以降の経済指標で上下どちらに行くのか???

※ファンダは予想しようがありませんので、心と逆指値の準備だけはしっかり!

三尊を意識した時間&値幅調整か。

a)1920割れ(&4時間短期線割れ)を確認後、
 1920辺りへの戻しにてショート。
 ※ピンク矢印

 TP1:1900
 TP2:1890
 (TP3:1878  ※これはもうトレ転)
 SL:1時間短期足の直上

※1時間足実体での抜け確認が安全

b)1900のサポートが強かったらロング
 ※黄緑矢印

といってもファンダ要因がないと1935抜け&1950チャレンジは難しいかも。

 TP:1920~25
 SL:1895

ただし、15分レベルでのWボトムや逆三尊確認、15分足短期MAの上向き転換後

c)サブシナリオ 1920割れないけど上も行けない
 1920を割れずに1923~1935との間で小さなレンジ構成となる場合、欧州、NYの値動き次第では1950チャレンジもあり得る。が、ファンダ要素なしに行くなと懐疑的なので『指標待ち』にて静観。
 指標の好結果を受けても1937を超えれない場合、往って来い後の下落調整に留意。

■シナリオ② 値幅調整ついでの続落


 ファンダ要素なく、ここは一旦利確だとばかりに個人や投機筋の売りが続いてしまい、"トレンド転換"までしてしまうパターンも想定しておきたい。

 ・東京でダラダラ売られ続ける
 ・欧州で持ち直しそうだけれど、やっぱり落ちる
 ・NYで加速 → 1898割れ確定にてトレンド転換

一応、「1920」割れを契機にシナリオ①の売り作戦といきながらも、「1900」あたりに差し掛かった際に、、、

 ・4時間短期MAが下向き転換
 ・1時間短期MAも下向き転換(かつMAPO)
 ・かつ、両者がさほど乖離していない。

という場合、1900の明確な割れを待って・・・

 a)1HMAを背にしたショートエントリー
  SL:1HMA直上(直近ヒゲ先など柔軟に)
  TP1:1890割れ狙い
      ※割れで走ったところで2/3利確

  もし、1890割れで1時間足が実体確定したら

  TP2:1880あたり
      ただし、建値に逆指値設置。
      もしくは1Hの長ヒゲ、包み足などで撤退。

 b)4HMAを背にしたショートエントリー
  これを検討する時には1900より上でのエントリー
  になるかもしれないため、無理して入る必要なし。

  1900割れの戻り上昇波が「上昇5波の動きを
  完了させていること(5分足)」

  を前提条件に小ロットチャレンジ。

  SL:4HMA直上(ヒゲ先など柔軟に)
  TP1:1890割れ狙い
  TP2:1880あたり
  
  ※詳細は a)に同じ

<注意事項>
※1890割れは加速すると思われるので、ナイフ掴みのロング禁止!
※1890割れでV字回復しない場合、1880辺りを底とした1時間足で確認できる大きめサイズのWボトムや逆三尊を確認後、ロング検討。

元気すぎる上昇も一旦おやすみ


■シナリオ③ 指標待たず、自力上昇

例えば、週初から上昇してしまうシナリオも頭に入れておく。

理由としては環境認識で触れた日足の「上げ三法」を根拠にするならば、元気のよい上昇が続く可能性もある。

判断としては、
 ・1日半ぐらいかけて、1920を底に足場固め
 ・水曜あたりから再度上を目指し1937を試す動き
 ・1930~35あたりでのアセトラ形成
   (かつ、ボラ縮小)

を目印にしようと思う。

また、関連する要素として
 ・円高/ドル安など為替要因
 ・ロシア報道などリスク報道
といったことも意識する。

a)1920ゾーンの足場根拠でロング
 TP1:1935
 TP2:1950
 TP3:1960

 実際の損切り位置としては
 ・1H短期MAと4H短期MAが乖離している場合、
  SL:1HMAの下30pips程度
 ・1H短期MAと4H短期MAが密集している場合、
  SL:4HMA下30pips程度
  ※両者平行での密集ならエントリーしない。

※上昇するまでの間に、どのくらい時間が経過しているかによって、MAの配置が異なるため位置関係に応じて臨機応変に。

b)1930ー35でのアセトラ形成時にブレイク狙い
 スキャルピング。
 15分短期MAを根拠にスキャルピング。
 高値更新で都度利確。50まで握れれば最高。

 急上昇がNYタイムなら、60~65まで上昇する可能性もありそうだが、その際、その日の「Pivot R1/R2」あたりを目途に利確したい。

 ※とにかく、"バイクラ往って来い"に注意。

■注意しておきたいこと

1950~60をもみ合いなしで一気に抜いてしまうようなことがあった場合、「バイイングクライマックスの到来」とみてロング保有時は即利確。

壮絶な「往って来い」に備えましょう。

私がこれを目にするなら、「飛び乗りショート」でスキャします。

<懸念要因>
 ・1月末にかけてのリバランス意識&満足感&達成感
  =投機筋のロング利確
 ・経済指標のサプライズ
 ・地政学的リスクによるサプライズ

壮絶な"往って来い"は常に意識

さいごに


"値動きの予想"ではなく、"このように値動きしたらこう対処しよう"とパターンを据えておくことが大事だと思います。
前者はギャンブルで、後者がトレードだと思います。

「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」大切ですね
(´_ゝ`)

と、自分に言い聞かせて来週も頑張ります。

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