アワセル"UNROCK"の話5

次はFind The Wayだったね。
この曲はモダンロックですよ。デモもらって聞いてビックリしたもの。こんな曲もやっちゃうんだアワセルはって思った。アワセルってもう何でもアリですよね。結構何やっても許されるのかも。結構この曲は苦労した。延々と続くアルペジオ。アクセントとかつけずに淡々と2分以上弾くってのはなかなかの苦行ですよ。しかもキーボーディストが考えたアルペジオ。ギターリストにはあまり馴染みのないコードフォーム。イントロ以外はカポタスト付けました。カポタスト付けると開放弦が使えるから響きも少し変わるんだよね。これがいい感じだったね。アルペジオはアコギとエレキをユニゾンでやってる。エレキの音色はモダン系で統一した。間奏が古臭い、いかにもロックですよと言わんばかりのフレーズなんだけど音色はモダン系のまま。ソロ終わりのオルガンとのユニゾンはフロントピックアップに切り替えてリッチー、パープルオマージュしてる。誰も気付かないわなコレは。UNROCKの中ではこの曲が一番好きかな。

Time Upもいっちゃうぜ。

この曲はアユ犬さんと競演っていうことで楽しかったね。最初デモ聞きながら譜面見てたら、笑っちゃったね。ギターソロの終わり方が何となく曖昧に指定されてて、聞きながらスグに何して欲しいのか分かって、アレをやって欲しいのねって。駆け上がってドーン⤵︎?のやーつですよ。アームダウンのネタがやんわりと書いてあったw 分かりましたよやりますよってな具合。この曲でソロの順番がアユ犬さん→ルイさん→僕と決まってて、そう3段落ちで言えばオチの役割を任命されたわけなんです。どうオチを付けて繋げるか?アユ犬さんがどう出てくるか?想像しながら、対比になるようにブルージーな感じで行きました。アユさんも僕がブルージーに来るだろうって思ってた様子。上手くハマったと思うし、楽しかったですね。

UNROCKは3人のギタリストを上手く起用しながらアワセルの3人がやりたいことを上手く表現出来た良作だと思います。アワセラーにとっては傑作だよね。いい作品に関われて、感謝です。アワセルにもアユ犬さんにもゆーじさんにも。そして何よりもアワセラーのみなさんいてこそのアワセルですからね〜。今後もアワセルやら自分の活動やらで音をお届けできる時にはよろしくです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?