アワセルの”UNROCK”の話2

それで今回からギターの話なんだけど

今作でライブを意識しているっていう話は”Find The Way"の

依頼があったときに聞いた気がする。

だから僕もライブ感を少しでも楽曲に添加することは意識してた。

でも元々、アワセルの曲では

いかにアナログなことをするか?

っていうことが意識にあったから、ある意味では今まで通り。

Album”Try-Tone"のときはチューブアンプのみでやってたという。

半導体集積回路で組みあがったデジタルサウンドに真空管で挑むという

変なプライドでやってましたw。

今はデジタルが凄いですね。ギターのエフェクト、アンプも。

でも面白いのは、みんなアナログになろうとしてる。

アナログの不便さを解消しながら、アナログなサウンドになろうとしてる。

モデリングってやつですね。

今回から僕もデジタルになりました(祝、ぱちぱち)。

でも僕はいまだパソコンで録音できません(泣)。

いまだMTR使いですね。

汎用機より専用機が好きですね(意地っぱり)。

でも

やることは、アナログなこと。

求められてるのもアナログこと。

デジタルを利用しながらもアナログでいることが大事。

ギターの話に戻ると

アワセルではEDM意識した音楽なんだけど

基本僕はブルースを弾いている。

いかにこういう中でもブルースでいられるか?

大事なことなんですね。

エリッククラプトンの名言でこんなのがあります。

”どんな曲でもブルースを弾くことができる。

どんな曲にもブルースはあるんだ”

ブルースっていう意識があるんですね。

RUYさんからロックとライブっていうキーワードが提示された。

だから今作”UNROCK”ではよりそのままやればよいと感じた。

そして今まではRUYさんやK2Rさんが僕のギターを

編集する、いわば切り貼りして僕の意図して弾いた部分とは違う形で

使われるようなこともあったし、元々そういう前提でアワセルに

関わり始めたんだけど今回はホントそのままな感じ。

レコーディングするときも譜面見ながらフレーズを考えて

録音するだけではなく、一度しっかり体に入れて録音する。

音やグルーブに体を慣らして、ライブの前のプロセスに近い作業

をして録音に臨んだ。

アナログな部分が強く出てて良い作品になったと思うし、

個人的に今までの作品より聞くことになるであろうと思っている。

次回は参加した楽曲についてでも話そうかな。






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