フライドチキン南部風_衣薄め_

フライドチキン

アメリカ南部料理といえば、そうです、フライドチキンです。これなくして南部は語れません。といっても語るほどの知識も経験もないですが。。。ケンタッキーフライドチキンに代表されるあれです。南部のおもてなし料理の一つです。カーネルサンダースが白のモーニングを着てるのも、南部では公な場で着るのが白のモーニングが伝統だからだそうです。

そんなことはさておき、前からKFCのチキンを食べて疑問に思ってたんですが、しょっぱいさがあるんですよね。もちろんおいしいといえる範囲内のしょっぱさなんだけど、気になってたんですよね。そしたら仕込むときにチキンを塩水につけて数時間寝かしておくんですね。から揚げ粉のように衣中心に味付けるんじゃないんですね。衣はスパイスなどの風味中心。塩味は事前にチキンに染み込ますのが南部流みたいです。

揚げるのに結構時間がかかります。25分くらいかかります。カーネルサンダースが当初揚げ時間の長さが悩みだったという話は理解できます。注文受けてから調理すると30分後じゃないと出せないですからね。カーネルサンダースは当時発明されたばかりの圧力なべに注目し、圧力なべを使うことで調理時間の短縮に成功したんだとか。いまでもKFCでは圧力かけて揚げてますよね。

味はKFCのような秘伝のスパイスではなく、家庭で作る感じのシンプルなものだったけどおいしかったです。食感は割と近かったです。本場感が味わえました。スパイスの調合さえわかれば家庭でもかなりKFCの味を再現できるんじゃないでしょうか?まぁ分からないけどね。


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