改修防災屋の記録13

2011年6月の話です。

消防点検5件、工事3件。


独立して初めて飲食改装の消防設備工事でした。

この時総合盤移設を初めて行いました。


配線はまあ延長して同じように結線すれば良いので落ち着いてやればどうと言う事ないのですが、問題は盤の取付です。


施主と打ち合わせて決まった位置がコンクリートの柱部分。壁は柱を巻くようにふかすので埋込ボックスを取り付ける必要がありました。


振動ドリルなんて当然持っていなかったので電気屋さんに事情を説明して借りました。

振動ドリルは一回くらいしか使ったことなかったので、スイッチの切り替えが分からずドリルモードで開けようとしたり恥ずかしい思いをした記憶があります。


盤取り付け位置の墨出しも何をどう考えれば良いのか混乱してモタモタしてましたし、墨通りに下穴も開けられずボックスの穴を拡張したり物凄く時間をかけて施工していました。


今思うと本当に要領が悪くて不器用だったなと思います。それでも10年以上続ければ何となくそれっぽくなれるモンです。