3LDK二人暮らしのスマートホーム事例
この記事は、みんなの北星アドベントカレンダー2023 の4日目の記事です。
今年の3月、住み慣れた1Kの賃貸アパートから3LDKの賃貸マンションへ引っ越しをした。
恋人との同棲が決まったからである。
二人暮らしに3LDKは広すぎるのではないかと思う諸氏もいるだろうが、お互いのライフスタイルを考慮したことと、30歳という節目の年を迎える女の「絶対に失敗したくない」という意思のもとこの広さを選んだ。(余談だがこの判断は正解だったと思っている。)
この記事では、同棲を成功させたい私が、暮らしを快適にし、同居人と諍いなく過ごすために実施した3LDKのスマートホーム化について書く。
スマートホームってなに
簡単にいうと、インターネットに接続できる「スマート家電」を活用して快適な生活を実現する住居のこと。
どうしてスマートホームについて書くの
自分の生活に係ることの中で最も他人にとって参考になる(かもしれない)話題なので…。
なぜスマートホーム化したか
主な理由は以下3つ。
ラクしたい
なんか面白そう
同居人(恋人)を楽しませたい
スマートホームってどうなの?
すごくいい
自分はめちゃくちゃ満足している。スマートホーム化でQoLが上がったという実感がある。
例えば、スーパーで買い物をし過ぎた帰り、両手に大量の荷物をもって何とか玄関の戸を開けたとき、我が家では人感センサーが反応し自動で玄関+廊下の照明すべてが点灯する。
この自動点灯の仕組みがなければ、重たい荷物を持つ手を肩の高さまで上げ、手探りで壁の照明スイッチを探し…という動作が必要になり地味に体力を使う。(そもそもそこまで買い物をするなという話ではあるが)
かなり細かいことだがこのような「便利さ」の積み重ねで日常のストレスがかなり軽減されている。
我が家のスマート家電
ここからが本題。導入している主なスマート家電と設置場所は以下の通り。
スマートスピーカー 5個
各部屋(リビング、個人の部屋×2、寝室)に1個ずつ、キッチンに1個
スマート人感センサー 3個
廊下に1個、洗面所に1個、キッチンに1個
スマートシーリングライト 5台 & スマート電球 6個
シーリングライト→各部屋(リビング、個人の部屋×2、寝室)に1台ずつ、キッチンに1台
リビングの1台はスマートリモコン機能付き※詳細は後述するが、この機能により赤外線で操作できる家電は疑似的にスマート家電化できる
電球→廊下に4個、洗面所に2個
スマートプラグ 2つ
時期によって設置位置はバラバラ
我が家におけるそれぞれのスマート家電の用途や使用例について説明する。
(各スマート家電の説明が長くなってしまったので要約だけ見たい方はこちら)
スマートスピーカー
人の音声を認識できるスピーカーのこと。
スマートホームには必須のスマート家電。各部屋にあるととても便利。
用途、使用例:
①スマート家電の操作
「(スマート家電)をつけて/消して」と言うだけで電源をオン/オフしてくれる。
照明やエアコン、TVを付けたままベッドに入ってしまったとき、手元にリモコンが無くても安心。
②アラーム、タイマー機能
単純なアラーム、タイマー機能のほか、「1時間後に(スマート家電)をつけて/消して」、「8時に(スマート家電)をつけて/消して」という使い方ができる。
タイマー機能のない家電もこの通り操作できる点がかなり良い。夏場は扇風機でこの機能をよく使った。
③買い物リスト機能
常備品を使い切ったとき「(常備品)を買い物リストに追加して」の一言で必要なものをメモしてくれる。
リストはスマホアプリから確認可能。ティッシュやごみ袋の買い忘れがなくなった。
④他いろいろ
音楽配信サービスと連携させて音楽を流したり、明日とか今の天気(土日はカーテン閉め切りがちなので)を教えてもらったりする。
インターネットと繋がっているので調べたらわかることは聞いたら(簡単な内容ならば)大体答えてくれる。
スマート人感センサー
スマート家電と連携できる人感センサーのこと。
用途、使用例:
①照明のオン/オフ
廊下、洗面所、キッチンで「人の動きを検知→照明をオン」、「一定時間未検知→照明をオフ」するようにしている。
また、センサーは現在の明るさも検知できるため、日中は陽が入り明るい廊下については「一定以上の明るさであれば照明をオンにしない」という設定をしている。
こいつのおかげで「洗面所の電気、また点けっぱなし!!!」といったやり取りは発生していない。
②防犯
検知履歴が残るので、長く家を空けるときは怪しい検知が無いかスマホアプリから確認することもある。
スマートシーリングライト&スマート電球
スマート家電と連携できるシーリングライト、電球のこと。
用途、使用例:
①高機能な照明として
スマートスピーカーやスマート人感センサーと連携している。
スマホアプリから照度を1~100%で設定することができるほか、色を細かく変更できる。照度1%は真夜中にトイレに起きたとき等、強い光を浴びたくないときに良い。
スマートリモコン
ざっくり説明すると、ある家電を操作するための赤外線パターンを覚え、ある家電を操作する機能・家電のこと。
スマートスピーカーと並び、スマートホームには必須級のスマート家電。
スマートリモコン機能だけを有する家電もあるが、我が家はリビングのシーリングライトがスマートリモコン機能を有している。
用途、使用例:
①エアコン(非スマート家電)の操作
我が家のエアコンはインターネットと接続できない非スマート家電。
でもスマートスピーカーから操作したかったので、スマートリモコン(シーリングライト)にエアコンを操作するための赤外線パターンを覚えさせ、スマートスピーカーやスマホアプリからスマートリモコンを介してエアコンを操作できるようにした。
エアコンに限らず、赤外線で操作できる家電であればスマート家電化できる。
スマートプラグ
スマート家電と連携でき、電源供給をオン/オフできる電源タップのこと。
用途、使用例:
①扇風機のオン/オフ
リモコンのない扇風機、オン/オフやタイマー設定するのに手でひねるのがめんどくさい…こいつもスマートにしたい…
→コンセントの根元をスマートプラグに変更。スマートスピーカーやスマホアプリから電源の供給元からオン/オフできるようにした。
②消費電力の確認
スマホアプリから家電の消費電力が見られる。
結局何が便利なの
手を使わず声で家電を操作できる
事前に指定した時間や明るさ、人の動き等の条件で家電を動作をさせることができる
アラーム、タイマー機能を有し、さらに家電にタイマー機能を付与できる
非スマート家電(ネットに接続できない家電)も、赤外線で操作できる家電ならば疑似的にスマート家電化できる
赤外線で操作できない非スマート家電も、コンセントから電源供給する家電であれば電源のオンオフができる
スマートホームのデメリットとか
金がかかる
スマート家電を全部一気に揃えると結構大きい支出になる。自分は貯金が消えたよ。
最初は最低限スマートスピーカー(とスマートリモコン)があれば良いかも。安いものだと2,3千円くらいで買える。
ネットワーク不調で機能しなくなる
Wi-Fiの電波が弱いとか、回線がひっ迫してるとかでネットワークが不調だと、スマートスピーカーが言うことを聞いてくれなかったり、家電間の連携がうまくいかなかったりする。
設定がめんどくさい
人によってはここで挫折するかも。
家電が好きな人は問題ない印象。自分は割と平気だった。
1Rや1Kには不向き?
元々自分が1Kに住んでいた時は手の届く範囲に必要なものが大体揃っていたので、スマートホーム化の必要性を感じなかった。
…が、「起きる時間になったらカーテンを開ける」のようなスマートホーム事例もあるので、使い方次第かも。
ホームをスマートにしよう
本記事の序盤でもお伝えした通りスマートホームはすごくいい。
毎日家でのびのび過ごせているし、自分はスマートホームじゃないともう暮らせない。
同居人もスマートホームのハイテク感を楽しみ、快適さを享受してくれている。
これまで同居人と大きな衝突もなく過ごせているのもスマートホームのおかげと言っても過言ではないと思っている。(いや過言か…?)
暮らしの質を上げたい人、家電が好きな人、同居人と仲良くしたい人、このどれにも当てはまらない人もぜひ自宅のスマートホーム化を検討してみてください。
まずはスマートスピーカーを置いてみるだけでもいいよ!
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