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ThinkPad X260という選択

次期iMacが発売になるまで、我が家のパソコンをどうするか。

結局出した結論は、ThinkPad X260の中古を購入してWindows10を中心に当面使っていく事にした。

手に馴染むThinkPad

まだiPadを使い始める以前、過去にはMacの他に自分用としてThinkPad T42を所有して色々いじって遊んでいた事がある。また、会社支給のPCとしてThinkPad Xシリーズを使っていた時期もあり、ThinkPadといえばトラックポイント(通称赤ポッチ)が特にお気に入りのポイントだった。トラックポイントは、これさえあればトラックパッドもマウスも不要とさえ思えるほど手に良く馴染むデバイスで、ポインタ移動から上下左右スクロールまで、ホームポジションから手をほとんど動かさずに行えるのが魅力だ。

パーソナルコンピュータ

またPCを使うのも良いかな、と思ったきっかけはQiitaで偶然見つけた記事に深く共感したことも大きい。

やはりパーソナルコンピュータを持つ自由の何たるかは、iPadはもちろんMacBookでもなかなか実現が難しいと思う。iPadは確かにコンテンツプレーヤとしては優秀かつ気軽で、近年は音楽や映像作品の作成など、プロのクリエイタの道具としての実力も備えるようになっている。しかし、コードを書くようなソフトウェア開発や各種OSSを試すなどの用途には全く向いていない。

MacBookは良くも悪くもMacであり、Appleプロダクトのソフトウェア開発には欠かせないが、Linux環境を前提とした実験や遊びで色々なハード・ソフトを使うには制約が大きく、要らぬ苦労がつきまとう羽目になる。

近年PCの性能が大幅に向上したことで、個人で行う範囲においては、大抵のことは仮想環境上で十分実用的になっている。これは何もPCだけに限ったことでは無くMacを使っても同じなのだが、コストパフォーマンスとハードウェア選択の幅の広さという点においては、PCの右に出るものはないと思う。

購入目標スペック

・予算は4万前後。発売から5年以内
・メモリは8GB以上あること(少なくとも16GBまでは拡張可能な事)
・ストレージは500GB程度あること。CPUは仮想環境をサポートすること
・できればハードウェアのメンテナンスが簡単に行えること

先の記事も参考にして、大体のハードウェアスペックを決定して探すことにした。メンテナンス性やインターネット上の情報の多さからもThinkPadシリーズを中心に探す事にしたが、あまり時間も掛けられず、ThinkPad専門の中古業者とアマゾンで探すことにした。最終的にX250〜X270に的を絞り、4年落ちのX260をかなり安価に入手することができた。

お買い得な企業カスタマイズモデル

ThinkPadには数多くの企業向けカスタマイズモデルがあり、型番から大体の構成がわかるようになっている。ただしモデルごとの詳細なハードウェア構成は現行機種以外の情報が見当たらないことが多く、中古の場合は把握するのが難しい。

購入したX260は、HDディスプレイ、Core i5、メモリ8GB、SSD 480GBという構成。もともとはメモリ4GBのHDDモデルと思われるが、販売業者が新品の8GBメモリとSSDに換装してあり、起動がとても早く、非常に満足度が高いものが届いた。Lenovoのサイトでハードウェア保証を確認した所、最長の5年保証がまだ1年以上残っている状態で、MacでいうところのApple Careにあたる、ピックアップ&デリバリー修理サービス+アクシデントダメージプロテクションも付いていた。おかげでこの先も安心して使えそうだ。また、あまり使わないかも知れないがOffice2016が入っていたのも便利だ。

ただし、HDディスプレイはTN液晶で視野角が狭く目の疲れに直結するようでこれは失敗したと思う。また指紋認証が付いていないのは想定外で、これまで使ったThinkPadは全て備えていたためWindowsへのログインが少々面倒くさい。ディスプレイは保証が切れたらIPS液晶に交換しようと思っている。

X260についての細かい事は、また別の記事にしたいと思う。

…さて、しばらくPCで過ごすと決めたものの、故障したiMac(の Time Machine)から、当面我が家の作業に必要なデータを持ってくる必要がある。少なくとも家計簿や重要なメモは見られる状態にしておかないと立ち行かない。

ひたすら作業に追われた、この辺りの話はまた次回にでも。。。


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