ハイブランドじゃないお店で婚約指輪とダイヤを選んできたレポ

34歳、地方在住、朝はギリギリまで寝てるプレ嫁。どうも、わたしです。

プロポーズでの箱パカはなく、指輪は次の日一緒に選びに行くスタイルでした。
お店は有名ブランドを避けてリーズナブルなところを私がチョイス。ちょっと前の話になりますが、思い出しながら書いていきます。前回の続きですが単独で全然読めます。

~A店での流れ~

コロナで入店制限が当たり前のご時世なので、事前に電話で来店可能かどうかまず確認。当日朝でしたが大丈夫でした。
地図を頼りにお店を探して入ると……ショーケースに並ぶたくさんの指輪たちが!

いや~華やか華やか。
キラキラしていてもデパートの高級ブランド店のようなおっかなさはなくて、わたしのような庶民が気遅れしすぎない、ちょうどいい非日常感を感じさせてくれます。店舗オリジナルの販促品がまたカワイイ。

奥の机でヒアリングを受けたあと、カタログから選ぶか現物を見て選ぶか質問されました。
正直カタログをめくっても全部同じにしか見えなかったので現物を見ることに…えっ、みんな直接現物を比較して選ぶんじゃないの!?カタログで絞り込んでから現物を見るスタイルの人もいるの!?と衝撃でしたが、今思うとカタログはカタログできれいな拡大写真が並んでいますし、細かいところを気兼ねなく見たいならアリなのかも。

ショーケースにズラリと並んだオリジナルブランドの指輪たちを見ていき、気になったものを出してもらって試着して…を繰り返して、ピックアップした中からさらに比較して絞り込んでいく感じ。
デザインは豊富にあるので、手指の形にしっくりくる形のものから選んでいきます。

これとこれならこっちかな~と選ばなかったほうのデザインを候補から減らしていったり、お店の人に「このデザインがお好きならこういうのもありますよ」と追加で持ってきてもらったり。

悩んで「これかな」というのが決まったら、次はダイヤ選びです。

まずダイヤの品質を示す4Cについて説明されたあと、高品質なダイヤをずらずらっと4種類ほど並べられ、どれにしますか?と…
ケースには品質と値段がバッチリ書かれています。うーん、やっぱり一番高いやつがダントツでキレイ!

私はこういうお店に来るのがはじめてだったので知らなかったのですが、指輪ってこんなふうに

①まずリングのデザインを選んで
②ダイヤを選んで
③リング代とダイヤ代の合算がお値段

になるんですね~。
普通に安いアクセサリーショップで売ってるやつみたいに、最初から石がはめ込まれててトータルの値段で売られてるのかと思ってた。
ちょっと考えればまあ、そんなわきゃないですね。ハイ。

なので、土台はリーズナブルでシンプルだけどダイヤは大粒で豪華!みたいにもできるし、小さいダイヤがたくさん埋まってる繊細なデザインだからリングの値段は高いけど、そのぶん主役のダイヤの粒を小さめにしてトータルを抑えたり…とか、予算内で色々工夫ができるというわけ。BTOだ!

だいたいわかったところで保留して2件目へ。


~B店での流れ~

こちらも当日直前のお電話でしたが、ちょっと待ち時間ができたものの来店予約が取れました。
(そのスキマ時間で百貨店に寄り道して有名ブランドの指輪もチラチラ見てみたり)

次のお店ではA店と打って変わって、ショーケースがない!

綺麗で清潔感のあるオシャレ店内でしたが、ジュエリーショップというより上質なカウンセリングブースみたいな?(※このたとえが適切かわからない)

席に着いて軽く情報記入。
紙のカタログがない代わりにテーブル設置のPCでお店のウェブサイトを見せられ、スタッフさんが準備されるあいだ好きなデザインをサイトで見ることに。
A店はオリジナルカタログやノベルティなど販促費に結構かけてる印象でしたが、こちらはその辺削ってるな~という感じ。そういえばお店の場所もA店は1階路面、こちらはビルの〇階と少しわかりにくい立地でしたね。
ここは好みですが、個人的にこういうコスト削減は大歓迎なので好印象。その分お値段に反映よろしゃす!

しばらくするとスタッフさんが指輪がたくさん入ったケースを抱えて戻られます。
てっきり全部ドンと見せてくれてそこからどうですか~となるのかと思いきや、最初にヒアリングした私の好みから近いものをちょっとずつ出して提案してくださるスタイルでした。

A店は好きに選べるけど、どんなものがいいかイメージがハッキリしてないと物量に負けて迷走しちゃいそう。
B店はお店の方のオファーがベースにあって、そこから自分の好みや似合うものを一緒に探っていく感じなので、欲しいものがフワッとしてる人や、おすすめをプロに選んでほしい人はこっちのスタイルのほうがいいのかな?

私は正直「その後ろに隠してるやついいから全部見せて~!」と思っちゃったりもしましたが(笑)
選択肢が多いと選べなくなるのは間違いないですし、私の手指の形を誉めてくださりながら「似合う!」「こっちも雰囲気にあって素敵です!」とお声かけをいただけてイイ気分になれたので大満足。
似たようなデザインのリング2種類で最後まで迷いに迷い、優しげなほうに決めました。

さてダイヤ選び。
お値段も何も書いていない大きさもバラバラなダイヤの粒が5種類ほど並べられ、ん?と思っていると…

「この中に1つだけ少しグレードの低いダイヤが混じっています。わかりますか?」

………。

ぜんぜんわからん!!!!!!!!!!!!


なんということでしょう。
A店でダイヤにラベリングされていた時は、最高品質ダイヤが一番キラキラして見えて、ちょっと下のダイヤはイマイチに見えたのに…

ぜ、ぜんぜん!
わからない!!!!!

「ダイヤのグレードは細かく分かれていますが、上から5~6段階くらいはプロでも肉眼では見分けられないんです」

な、納得…。
ていうか、先入観というか認知バイアスこわ…。

このあとダイヤモンドルーペでハートアンドキューピット(高級カッティングで見られる模様)を実際に見せてもらったり、サイトのダイヤの価格一覧を見比べたりしながら…「この品質でこのお値段はお買い得ですよ!」とスタッフさんが太鼓判を押してくれたダイヤに決定。

お買い得、というのは…
これもまたまた初めて知ったのですが、ダイヤモンドにも相場があって、ダイヤがあまり算出されない時期に採れたダイヤは値付けが高く、たくさん採れた時のダイヤは安くなるそう。
それによって、「まったく同じ品質なのに値段が違う」ということが起こりうるそうで、セールじゃなくてもお買い得が発生するのです。
コスパ厨の私もこれにはにっこり!

というわけで、後日あと1件回っても良かったですが、こちらのB店で即決。

いつまでもリングのデザインを選びかねているわたしに長時間嫌な顔をせず付き合ってくれ、嬉しい言葉を沢山かけてくれ、その他色々よくしてくださったスタッフさん……
この人には気持ちよくお金を払えそう!(払うの私じゃないけど)


余談、A店で見た最高品質ダイヤ(中々市場に出回らないレベルのSSRダイヤ)ダイヤだけで予算オーバーするようなものだったのですが…
私がもっと安くていいのでは?と思っている中、彼が「これにしてもいい」と言ってくれたのが嬉しかったですね。

現物の受け取りはまだなので、また日記にしま~す。

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