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Next Generation Learning Laboratory始動!

ネクスト・ジェネレイション・ラーニング・ラボラトリーは「次世代の学び研究所」といったところでしょうか。長いので略してNeGLLa(ネグラ)と称することにします。本来の意味と略称の語感がかなり違うけど、まあ良しとしましょう(笑)
今回のコロナショックで教育現場は大きく混乱してしまっています。その最大の要因は一斉休校であることは間違いないでしょう。これまで学校だけが学びの場所だった人や「学ぶこと」=「授業を受けること」だと考えてきた人にとっては、「勉強できなくなっちゃう」とか「勉強しなくていいんだ」なんていう思い違いをしてしまう状態なのかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
私は学校における集団授業は学力向上という点においてはいくつかある手段のうちの一つに過ぎず、テクノロジーの発展は教育分野においてもedTechにより今まで以上に新しいスタイルが可能になっていると考えます。これは学校での授業が必要なくなったということではなく時代の流れの中で役割や機能に変化が生じているということです。今回のコロナショックにおいては仕事の分野にも変化が生まれています。8時だよ全員集合!的な感じで集まる会議やオフィスワークをリモートワークに置き換える動きは今後一層加速するでしょう。学びもその流れの中にあるということです。

こうした流れは、仕事や学びにおいて時間と場所の制約が少なくなることを意味します。しかし、それは同時に各人の能力がこれまで以上に問われるということだと思います。リモートワークでは見かけ上の勤勉さはほぼ役に立ちません。上司への忖度や同僚への配慮といった空気を読む力ではなく、“結果を出す力”が求められるのです。教育分野でも同じです、聞き分けの良い子かどうかだけではなく自ら学び成長できるかどうかが問われてくるということです。仕事も教育も本来求められるべきものが明らかとなり、ごまかしが効かなくなるとも言えます。

これまで10年以上にわたって学習塾を運営してきて、私は受験勉強は子どもの成長のための最強のソリューションの一つだと考えてきました。切磋琢磨しながら課題を克服するために夢中で取り組むなかで塾生は想像を超えて成長していきます。それをサポートできる教育は素晴らしい仕事で、子どもは可能性に満ちています。

ただ、教育の中にある格差の存在について常に悩まされるのです。教育の格差の存在は子供達には責任がありません。環境によるものです。
原因は所得の格差、住んでいる地域の格差、親の価値観の違いなど様々な要因があります。これらを無くすことはできないしそれは私の仕事でもありません。私にできるのはこの格差を乗り越えるサービスやノウハウを提供することだと考えています。自塾の生徒に対しては私が持っている最大限のソリューションを提供するとともに、能登や七尾や似たような地方に住んでいる人たちに新時代の学び方の提案をすることも重要だと考えるようになりました。これもコロナショックが引き金なのかもしれません。

たいそうなことを述べてきましたが、教育界を取り巻く状況や変化について、リモートラーニングのやり方について、そして進学塾GRIPの取り組みについてなどを書いていきます。お子さまの学びについての参考にしたり大学入試の情報収集に使ったりしてくだされば幸いです。それではお楽しみに〜

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