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EV購入計画 Episode 1 僕の愛車たち前編

Connected Island Notojima ProjectをSNSで発表したのが4月1日だったということもあって、本当なのか?という声もいただきましたが、

「本当です!」

とはいえ、すぐに目に見える何かをお示しすることができないので、プロジェクト序盤のシンボルとなるEVを購入するまでのプロセスを「EV購入計画」として、皆さんと楽しんでいきたいと思います。その第一回Episode1は「僕の愛車たち」としてこれまで乗り継いできた車を紹介しようと思います。今回は前編で30代半ばまでのクルマ歴を書いてみます。

~はじめはやっぱ日本車だよねーって思ってた~
 初めて買った車は三菱ディアマンテでした。そしてその次に購入したのも三菱ディアマンテです。二代目のほうはGDIという直噴エンジンのネーミングもかっこよかった。このころは正直言って外車は高くて壊れやすいというイメージしかなくて選択肢にはありませんでした。実際にディアマンテは本当に何の不満もない車だったし、今こうして写真を見ても特にモデルチェンジ後のほうはなかなかのデザインだと思います。しかし、ある出会いによって私のクルマに関する概念はひっくり返るのでした。

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~運命の出会い アルファロメオ147~
 大阪から能登島に戻ってきてしばらくした後で、妻にも車が必要だということでクルマ選びをすることになりました。国産中古車の中から探していたのですが、なかなか本人がこれと言わない、、、で、最終的に購入したのはフィアットブラビッシモでした。たぶん当時北陸三県でこれに乗ってる人はいなかったのではないかと。旅行先でも見かけたことはありませんでした。それがこちら、、、

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 とにかく変なクルマでしたが丈夫でした。そして同じ中古車屋のショウルームにおいてあったのが(下の写真左)のアルファロメオ147!もう頭にカミナリが落ちたような衝撃でした。なんてかっこいいんだ!!と思い、次は絶対にこれを買うと心に決めてから二年を経て購入することができました。
ツインスパークエンジンとシーケンシャルシフトの組み合わせは当時先進的で刺激的だったし、なにしろデザインが内外装ともに秀逸でした。もちろんプラスチックの質感や物入れのレイアウトなど日本車に比べると不行き届きの点はあるものの、そんなことはどうでもいいと思わせる魅力があるのです。結局その次もアルファロメオ!ということで次のクルマはアルファロメオ156ということになりま(下の写真右)。変な顔でしょ?でもそこが素敵だった。ツインスパークエンジンからJTSへとエンジンが変越されるタイミングとフロントマスクのモデルチェンジのタイミングが少しずれたために、エンジンはJTSで外装はモデルチェンジ前という車体がわずかに存在して、どうしてもそれが欲しくて買ってしまいました。もう、気分はイタリア人という数年間を彼女たちとともに過ごすことができたわけです。
 これ以降は基本的に外車を乗り継いでいくことになります。しかも購入はほとんどがヤフーオークションによるもので、ヤフオクでこれまでに購入した車は家族の分も含めると15台程度になると思います(笑)

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~アルファロメオとの突然の別れ~
 お別れは突然やってきます。アルファロメオ156はこれまでのクルマ経歴の中で唯一の致命的故障を起こしてしまい急に動かなくなってしまいました。そこで次のクルマとして我が家にやってきたのはフィアットブラビッシモの後継車ともいえるフィアットプントでした(下の写真左)。デザイン的や刺激の面ではアルファロメオに遠く及ばないもののそれでもイタリア者らしい子気味の良さとワンペダルのMT車という面白さを持っていました。このころ塾の送迎に大きな車も必要になり、フォードが作ってフォルクスワーゲンブランドで売り出していたシャランも購入。こいつはなかなか燃費が悪く維持に苦労しましたが、へんてこりんなシートレイアウトが面白かったり、見ての通り意外と個性的なフォルムでした。あんまり見かけることはなかったと思います。

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~イタリア・(アメリカ製だけど)ドイツときたら次はフランス・北欧~
 イタ車に乗ってドイツ車を経験したら次はフランスやろってことで次にやってきたのがプジョー206(下の写真左)。これは今までのクルマに比べるとややメジャーな方だったはずです。写真のようなブルーは日本車にあるようでない色なんです。最近では日本車のカラーバリエーションも豊富になってきましたが、やはりヨーロッパ車の魅力はデザインとともにその色だと思います。同じ赤や青でも深みがちょっと違う。まあその分色褪せたりするので欠点もあるのですが、その欠点すらかわいくなるのがヨーロッパ車なんじゃないかと思うんです。206は良くも悪くも普通のマニュアル車で運転の楽しみというのはそこそこでしかなく、実はフランス車独特の「猫足」っていう乗り味があるそうですが、それはこいつでは体感できませんでした、、、
 で、ちょいと物足りなくなった私はVOLVO XC-70に乗り換えることに。北欧デザインといえば家具を思い出しますが、VOLVOはシートが素晴らしい。ずっと座っていたくなるソファーのようなシートでした。エンジンも5気筒で一風変わっていて。燃費はよくありませんがVOLVOの四駆は北陸の冬をものともしない力強いものでした。以外にも能登島の風景にマッチするクルマだったと記憶しています。

名称未設定のデザイン (1)

 そしてここまできて、転機が訪れます。

私の肩書が追加されて、日本車に乗ることになるのです。ここから先は後編でお楽しみください。
高橋正浩のEV購入計画はまだまだ続きます!


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