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EV購入計画 Episode4 スマートEQ

皆さんお久しぶりです。
石川県も新型コロナの影響が色濃くなってきて、様々な対応に追われて記事の更新が遅れました。というか、対応に追われていたというよりも、この状況でアクティブに動き回ることができないことにストレスで悶々と毎日を過ごしていたという方が正しいかもしれません。じっとしているのが不得意な高橋です。

さて、こんな時こそ自分が好きなことに没頭した方がいいと気を取り直して、今日はスマートEQをご紹介したいと思います。これを言ってしまうとEV購入計画の連載も始まったばかりで終わってしまうのではないかという懸念もありますが、、、実際のところ自分の日常ユースとしてのMEVの最適解はこれなんじゃないかと思ったりしています。

田舎でもたまに見かけるスマート

そもそもこのスマートというクルマは2000年に登場した二人乗りのドイツ車です。ベンツで有名なメルセデス社が手掛けていて発売当初のモデルは軽自動車規格でした。おそらく輸入車としては初めての軽自動車で”K"というイニシャルがついていました。その後二人乗りを強調するためか”フォーツー”という冠名が追加されて、エンジンも大きくなり普通車規格へと変更になりましたが、相変わらず小さくてキュートなクルマです。皆さんも時々見かけることがあるんじゃないでしょうか?

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実際のところ、私は何度も何度も購入を検討しましたが結局購入に至りませんでした。そしていまだかつて運転もしたことがなく、ひそかにあこがれの一台です。はじめの方のモデルの”K”が欲しいのですが、さすがに15年以上前のモデルなのでだんだんと良いものが無くなってきてもいます。

スマートはクルマ版のSWATCH?

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1990年代の中ごろに大学生だった私の世代の人はスウォッチを懐かしく思い出すんじゃないでしょうか。あのころは5人集まればだれか一人はスウォッチを巻いていましたよね。斬新なデザインとカラーリングで腕時計に新しい価値を見出したんじゃないかと思います。スマートも同じような存在なんじゃないかと思いますが、スウォッチほどメジャーな存在になることができなかったのはクルマというツールが腕時計ほどお手軽ではなかったからでしょう。
しかし、2020年にスマートはさらに野心的なクルマへと変わっていくこととなりました。

さらばガソリンエンジン!

なんと、スマートは2020年以降のモデルを全て電気自動車(純電気自動車)にするというのです。メルセデス本体はガソリンエンジン車から電気自動車へと漸進的に事業を移行しつつ、先達としてスマートを100%の電気自動車ブランドにするというのも非常に戦略的だと思います。

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ここでもう一度タイトル画像をご覧ください。実はスマートは”エレクトリックドライブ”という電気自動車モデルを2010年代初頭には市場投入しています。日本でも販売しています。それが画像の左のモデルです。
200Vの電源が必要でフル充電には8時間を要するものの、最高速度120km/hで航続距離は140kmとのことでした。まあ100kmぐらいは安心して走ることができるのではないでしょうか。

しかし問題は、、、300万円という価格!
このスペックでこの価格では趣味で買うことができる人や、行政や法人用ユースとしてしかニーズはなかったものと思われます。しかし、現在では100万円程度に価格も落ち着いており、ちゃんと二人が乗れて金沢ぐらいなら行くことができる(帰りに高松あたりで充電が必要)。これなら私としてもターゲットとして考えられるんです。
それにしても、15年前にこのデザインですよ!15年前の日本車ではなかなか並ぶデザインはないんじゃないかなぁと思います。

ちなみに左のモデルは現行版です。これも悪くないんですが個人的には旧型のモデルのほうが好きです。

そして全て電気自動車へ!

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スマート EQは、3ドアの「フォーツー」、オープンモデルの「カブリオ」、5ドアの「フォーフォー」の3モデルで展開されています。これが全て電気で走るっていうんですから興奮してしまいます!

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インテリアはこんな感じで外観に負けず劣らずかわいい。そしてもちろん充電状況などはスマホのアプリでチェックできてしまいます。おそらくキーもアプリ仕様なんじゃないですかね。ああ、能登島でこんなのに乗って毎日過ごしたい、、、

最後に残念なお知らせ、、、

スマートEQについて最後に残念なお知らせが三つあります。
一つは予想されるように価格が安くはないということです。予想価格は200万円台後半から300万円代前半とのことで、日産リーフと勝負できるか微妙。
二つ目はそもそも現時点で日本への投入が決まっていません。しばらくはお金を出しても普通には購入できなそうです。
三つ目として、これが私にとって一番残念なことなのですが、次期モデルからは中国メーカーとの事業提携して生産することに決まっているようです。これは後日詳しく書きますが、中国は電気自動車生産に対して非常に野心的です。エンジン技術で追いつくのが難しいことと、そもそも自国の市場が大きいので電気自動車で勝負しようとしています。すでに車載電池の技術では相当な投資をして注目されていますし、電気自動車メーカーも台頭してきています。

こうした状況を見ていると、日本はクルマの分野でも家電やスマホのように外国の後塵を拝するのではないかと心配になります。

それは置いといて、まずはローカルモビリティとしてMEVを普及するために、自分が乗る!EV購入計画を進めていきます!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
次回もお楽しみに~

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