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MATT PERRIN - 'MATTICO' | DIG BMX
「久々にBMXの映像でも観るかぁ」と思った時、真っ先にDIG BMXを開くタイプです。 今回もDIG BMXのYoutubeアカウントを開き、一番上にいたビデオをクリック。 11時間前の投稿(記事作成時は日本時間で7/30の午後1時)だそうで、超フレッシュな一本。 主演はカナダのMatt Perrinさん。 彼のスポンサーである、Allied Action Sportsを冠にしたビデオパートで、2023年と2024年の2回に渡ってメキシコで撮影されたそう。 メキシコの映像はあまり観たことがなく、スポットも街並みも見慣れたものではなかったので、かなり新鮮な気持ちで鑑賞できました。 最初の途切れてる白いレール、実際目の前にしたら相当な高さがあるように見えますが、Matt Perrinさんの身長は190cmくらいあるのかな? 彼と並べて見ると人間社会が一段階サイズアップしたかのようにも思えて、ちょっと笑える。 手足の長さやスポット&トリックチョイスがBSDのDavid Grantを彷彿とさせる感じで、個人的に嬉しかったです。 「テレビゲーム的テクニカルライダー」や「ウゴキガチャライダー」が勢威をふるう今のBMX界に、シンプルで美しいものをぜひ残し続けていってほしいと思います。 ライディングスタイルもスポットもかなり分かりやすいものが多いので、脳味噌まで溶けそうなほどに暑くて何も考えたくない今日みたいな日に観るにはとてもちょうどイイです。(このクソ暑い真夏に投稿してくれてありがとう。) 「え?今のなに?」みたいな独特な動きはなく、あくまでも純粋でダイナミックなライディングをさっぱりした気持ちで観れる良ビデオ。 冷たいコーヒーでも飲みながらぜひ。
- 再生
もうひとつのCross Over | Daisuke Shiraishi
国内最大のBMXメディアであるMOTO-BUNKAのオーナーであり、プロBMXライダーでもあるDaisuke Shiraishi。 彼が監督・撮影・編集まで制作の大部分をつとめたBMXドキュメンタリー映像作品「Cross Over」。 日本から発信され、世界中で絶大な人気を誇るそのDVDを構成するいくつかのパートから、彼自身のパートが世界最大級のBMXメディアであるOur BMXのYoutubeアカウントでシェアされていたので、DVDリリース直後に観た時ぶりの鑑賞。 街を歩いている時、公園のベンチで一息ついている時、オフィス街で人を待っている時、皆さんと同じようにそこにたたずんでいる、どこか不思議で芸術的なカタチをした物体。 「なぜ私がこの形状なのか、作者は何を思って私を作ったのか、君に分かるかね?」 そう語りかけてくるような物体と出会ったことはありませんか? 個性豊かな構造物たちと、どれだけ考えても分からないその形状の意味。 無数にあるはずの答えの一つをDaisuke氏が提示してくれているような、彼の芸術性や創造性の発露を4分にまとめあげた映像作品。 芸術と芸術の交わり、これもまたもうひとつのCross Overなのではないか。