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FX初心者を襲う3つの病と対処法



誰しもが必ず通る


とまで言われるほどFX初心者の行動はパターン化している。

以下3つのカテゴリーに分けてこの特殊な病への対処法を解説しようか

・ポジポジ病をやめる方法

・無限ナンピンをやめる方法

・聖杯探しをやめる方法



この3つは完治する病です。

けど完治には適切な対処法が必要です。

完治させずにマーケットに挑み続けると、無限にお金を吸い取られます。



『じぶん、趣味なんで。ギャンブル感覚でトレードしてるんで、別に、だいじょぶっす!』



って方はこの先読み進めないほうがいいし、ぼくの他のnoteとかも読まないことを薦めます。きっと、重たいから。





3つのカテゴリーそれぞれ簡潔にはツイートしときました。

ツイート内容をさらに深掘りする感じで進めようか




まず、「ポジポジ病をやめる方法」

https://twitter.com/Gri_trader/status/1541241565095825408


ポジポジ病とはつまり常にポジションを持ちたい、持っていないと不安な状態

よく言われる語句が「機会損失」

相場が大きく下げた時にショートを持てていなかったことは、機会損失という


この考え方はとくにレバレッジトレードにはかなり危険な考え方になるので少しでも「確かに機会損失だよなー」と感じた人はぜひ意識的に改善することを薦める


ポジション保有している状態はつまりリスクをとっている状態

トレードにおいては極力このリスクを持っている状態を少なくしたい

なぜなら相場がどっちにどの程度動くかなんてことは誰にもわからないからだ



ポジポジ病で最も危険なのは、

常にポジションを持つということは常にリスクに晒されている=常に突発的な値動きに巻き込まれる危険性があるということ

言い換えるなら

常に一発退場危機にいる

ということ


性癖がドMだとしても常にこんなリスクの中にいる必要は1mmもない

にもかかわらずトレード初心者は必ずこの病に罹患する



ぼくの好きな言葉に

『相場は明日も明後日も続いていく』

というのがあって、相場は終わらないというシンプルな意味


しかし初心者のうちはこれがいまいち理解できない

だから機会損失とかいう考え方になってしまって、その結果がポジポジ病だ



トレードとは切り抜き。

全ての値動きをとる必要もないし頭から尻尾まで取る必要もない、もちろんそんなことは不可能だし目指す必要もない

確実なところをじっと待ち、少しだけ切り抜く

その一瞬に賭けるから必要になるのが

「レバレッジ」






次に「無限ナンピンをやめる方法」

https://twitter.com/Gri_trader/status/1541241673879257089



無限ナンピンとはナンピンを無限にすること

最初は低ロットで証拠金に対して余裕ありまくりでナンピン開始するも、気がつけば一気に含み損が膨らんで、ロスカット…なんて経験をしたことは1度や2度じゃきかない

むしろナンピンマーチンなんかに初めて出会った時には必勝法であるかのように錯覚してしまうことも

けど、安心してください。

無限ナンピンは、

仕組みで解決できます



「ナンピン」と分けて考えなきゃいけないのが「分割」

この分割エントリーをマスターすると飛躍的にトレードがうまくなる実感を持てるはず



トレードって、上か下か、2択を当てるゲームじゃないんです

そんなのわかんなくてもプラスを積み上げられるんです

そのために必要な1つが「分割」

けど、分割とナンピンって何が違うの?と思うでしょ。

たしかに結果的には同じ保有ポジションになったりもします



例えば

90.00ロング

89.90ロング

89.80ロング

これはナンピンでしょうか?


どちらとも言えます。


大事なのは「複数シナリオ」

現状89.80でロングまで。この後上昇していけばOKですよね、ではさらに下落したらどうするか?

結局はエントリー時に利確損切りポイント明確にしましょう、と同じ理屈です

事前にシナリオを複数想定して損切りポイントを決める、これを個人的には「最終防衛ライン」と呼んでいます

無限ナンピンはこの「最終防衛ライン」を決めていないことが最大の欠陥です

50pipごとにナンピン。とかが典型例。どこまでもついていくつもりですか?それはもうトレードとは呼べないと思います。

ナンピン(分割エントリーで結果的になった場合)しても最終防衛ラインは守ること。これが1つ。




2つ目は『2発目ナンピンをできるだけ我慢すること』

エントリー後に逆行するとすぐに2発目をエントリーしたくなります。

これをグッと堪えることが割と重要


1発目エントリーの引き付け度合いにもよりますが、エントリー後すぐに逆行してしまうということはそもそも方向性が違う可能性の示唆でもあります

こういう時は1発保持の状態で最終防衛ラインまで待って、抜けるようなら損切り

2発目をソッコーで打ってると損切り額は倍になってしまいます

値動きを見ながらになるので難しいかもしれませんが、意識しておくことでトータル収益に与える影響は大きいはずです




そしてここの最も大事なポイントが「ゾーンで捉えること」


90.00ピッタリ

じゃなく

90.00らへん。89.80-90.20とか。

この大きさはトレードスタイルの時間軸によって変わります

スキャなら狭く、スイングなら大きく。

エントリーポイントもゾーン=ゾーン内のエントリーはナンピンではない。となります。



これが前述同じ数値保有ポジションでもナンピンなのか分割なのかは異なると書いた部分の答えです。



レジサポもMAもフィボナッチも、ピッタリの値で止まるものじゃないですよね

なんとなくこの辺

と捉えることが重要で、そのために必要なエントリーの仕組みが「分割」なんです






最後に「聖杯探しをやめる方法」

https://twitter.com/Gri_trader/status/1541241795937710080



「聖杯」とは、必勝法だとかルール通りにやれば勝てるとされる手法のこと

それを探し続けることを「聖杯探し」とか言います

もちろんトレードの世界に聖杯なんてないので

聖杯探しはダメ

と知っているにもかかわらず、実際にやっていることは聖杯探しになってしまっている初心者が多いのが現実




これをやめるのは非常に簡単で

ファンダメンタルを理解すること

テクニカルだけでトレードしてる=聖杯でトレードしてるってことになってしまいます




相場を動かす本質的要因はファンダメンタルです

テクニカルは後付け。こうなりやすい、とかをわかりやすく名前つけたりしたもの

だから初心者にはわかりやすく、反対にファンダメンタルはわかりにくい

聖杯探しはダメと知っているものの、やってることはテクニカルだけで構成されたマイルール=聖杯

になっていませんか?


ファンダメンタルを理解してトレードできるようになると、ファンダメンタルを理解せずにトレードしていたことがめちゃくちゃ怖く感じます。これは勝てるようになったトレーダーあるあるですw





あと最後に注意喚起

テクニカルはわかりやすいので素人を騙す詐欺ツールとして使用される例が多いと感じます

理路整然とテクニカルやサインツール(複数テクニカルを組み合わせたもの)を駆使してそれっぽく説明してる値動きも、メイン要因はファンダメンタルです

結果論を説明してるだけなのでそれっぽく聞こえてしまいますが、そんな後付けの説明なんてトレードに必要ありませんよね

本気でトレードで勝ちたいと思うなら、そういう甘い誘惑に靡かない強い精神力も必要、かもw

精神力というより、ちゃんとした知識があれば鼻で笑えるレベルなので、しっかりと勉強していきましょう。


正直、いろんなコミュニティや悪質なオンラインサロン、FXやBO(バイナリーオプション)のサインツール、仮想通貨等のMLM勧誘などなど興味本位でみてきましたが、

全て、知識があれば騙されることはありません。

知識のない人を騙す行為は許されることではありませんが、このような犯罪がなくならない事実から、自分の身を守るためには「知識武装」が最も良い方法だと思います





トレードに正解はない

トレーダーが100人いれば100通りの手法があると言われます

ぼくもその通りだと思います。

しかし、負けパターンは限られるんです

代表的なのが今回紹介した3つ。

まずはこの3パターンに当てはまらないように気をつけてやっていきましょう

で、やりながら自分に合う勝ちパターンを見つけていく

そうすると博打ではなく資産を増やす手段として自信を持ってトレードできるようになるはずです。

がんばりましょう!!




ではまた!

bye-bye


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