![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71409092/rectangle_large_type_2_d167d46df8249feff7d92fdc84a6af55.png?width=1200)
[記事訳]ターンでのチェックレイズにどう反応するか。理論 vs 実践[Upswing Poker]
元記事:
もしあなたがターンチェックレイズに直面して人生が嫌になったことがあるなら、この記事はあなたのためのものです。
この状況について、理論と実践の両面から解説していきますので、あなたのハンドで最も勝率の高い戦略を素早く見出すことができるようになります。
目次
・vsターンチェックレイズ戦の一般的なアドバイス
・実践と理論
・例) T♠8♥5♦Q♠でチェックレイズに直面した場合
さあ、飛び込もう!
ターンチェックレイズに対するプレイの一般的なアドバイス
ターンチェックレイズに対するプレーは難しくないはずです。
一部のプレイヤーは間違ったハンド(バリューベットするにはやや弱すぎるハンド)でベットしているか、ベットする前にレイズに対するプレイプランを考えていなかったためにそう見えるのです。
ターンチェックレイズに対する勝率を即座に向上させるには、次の2つのことが必要です。
・中程度の強さのバリューハンドでのベット頻度をより少なくする。
・ベットする前に常にチェックレイズに対してどうするか考えること。
実践と理論
物事を行うべき方法と、実際に行う方法には大きな違いがあります。これはポーカーと同様、人生においても同じことが言えます。
ターンチェックレイズに関して言えば、もし相手が理論的に正しい戦略を使っている場合、あなたは他のプレイヤーに対して行うよりも多くのハンドでコンティニューする必要があります。
なぜでしょうか?
なぜなら、理論的に正しいチェックレイジング戦略は、ほとんどのプレイヤーがゲーム内で実際に行っていることよりもずっとアグレッシブだからです。
=>一般的に見るチェックレイズは理論的な頻度よりも少ない。
=>みんな全然チェックレイズが足りていない。
これを説明するために、ソルバーがターンのチェックレイズの状況で攻撃的な面と防御的な面の両方にどのようにアプローチするかを見てみましょう。
例 )"最適 "な相手と現実的な相手との比較
キャッシュゲーム ES100bb
ヒーローはBUで2枚のカードが配られる。
ヒーローは2.5bbにレイズし、SBはフォールド。
BBはコール。
フロップ T♠ 8♥ 5♦.
BBがチェック。ヒーローは1.8bbをベット。
BBはコール。
ターン Q♠
BBはチェックする。ヒーローは6bbをベット。
まず、最適な相手(PioSolverによる)がこのターンのダブルバレルに対してどのようにプレイするかを見てみましょう。
複数の色を持つハンドがある場合、ソルバーがその手で混合戦略を用いていることを意味します。
ソルバーがチェックレイズを好むのは、以下の特徴を持つ:
・KJコンボの~50%(オープンエンド・ストレート・ドロー)。
・QJo のコンボの ~20% (トップペアとストレートドロー)。
・98sのいくつか(ミドルペア+ストレートドロー)。
・コンボドローの割合が高い (7♠ 4♠, 6♠ 4♠, etc.).
・QT (トップ2ペア) で20%。
・J9のコンボ(ナッツストレート)の全て。
ほとんどのプレイヤーのチェックレイズ戦略に比べれば、かなりアグレッシブである。BBが使っているという前提で、この例を続けてみよう。
ターン (T♠ 8♥ 5♦) Q♠.
BBはチェックする。ヒーローは6bbをベット。
BBは21.8bbにレイズ。ヒーローは...?
このHeroのチェックレイズに対して、ソルバーがどのような反応を示すか紹介します。
ソルバーは以下の特徴を持ってコールします:
・ストレート・ドローを持つ全てのペア。
・ほぼ全てのJXストレート・ドロー。
・ほとんどのオーバーペア(ブレークイーブンに近いコール)。
(余談:ソルバーはこの地点で最小防御頻度でディフェンスしています。)
さて、このスポットをより実用的なレンズで見てみましょう。
私は、実際プレイヤーがチェックレイズするのは、もっと違った狭いレンジであることを発見しました。
ほとんどの対戦相手は T♠ 8♥ 5♦ Q♠ に、これに近いレンジでチェックレイズしてくると思われる。
・ストレート(J9)は100%。
・トップ2ペアの50% (QT)。
・コンボ・ドローのすべて。
(注:このレンジでもかなりタイトだが、多くのプレイヤーがこのような場面で使うバリューオンリーのレンジより緩い。そのようなバリューオンリーの人を見極めて、彼らのチェックレイズに対して非常にタイトなプレイをすることが自分のためになるのだ)。
上記の戦略に対するソルバーの対策は次の通りです。
これは多くフォールドすることで、チェックレイズのレンジの構成を考えると納得がいくものです。
以前は喜んでコールしていたワンペアの手の多くが、今ではスナップフォールドになっていることがわかります。明らかに有益なコールは、セット、ストレート、そして J♠ 8♠ のようなコンボドローだけである。このタイトなチェックレイザーのレンジに対しては、トップ2ペアであってもほとんどの場合フォールドされるはずである。
=>これが相手をエクスプロイトするということになります。
最終的な感想
何年も前に2+2フォーラムに投稿されたポーカーに関する古い知識がありますが、これは今でも真実です。
ターンでのレイズに直面したら、ワンペアの強さを強く評価し直すべきだ。
-アンドリュー・"バルーガホエール"・シドマン、2+2フォーラム(2006)
今回は以上です。ご質問やご意見がありましたら、お気軽に下のコメント欄にご記入ください。
グラインダーの皆さん、頑張ってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?