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大切な方々との出会い①

こんにちは、こんばんは。
田邉もといhiroki23_46です。


今回は私がここに至るキッカケをくれた企業(法人)およびチーム様との出会った当時を私目線で、記憶を振り絞って綴ろうと思います。

全部書くと長いので第一弾です。(3〜4部作予定)


1.はじまり

私にとっての原点。
これが全ての始まりと言っても過言ではありません。

2019年6月中旬
当時高校2年生になって2ヶ月程だった私
あるツイートをフォロワー様からのRTで知ります。

そのツイート内容は「グランツーリスモでリバリーの再現を出来る方を募集します。できる方 DMください。」というもの。(ざっくり要約)

当時は再現リバリーを"売り"にしていて、SUPERGTやGT3カテゴリをメインに様々な"レプリカリバリー"と俗に言われるものを製作していました。

幸い、界隈の国年齢問わず様々な方々にご支持をいただいておりYouTubeで多くの再生回数を得ていた某SGT再現企画等で製作依頼を受けることもありました...。

2021年スーパーGT 再現リバリー(私作)

話を戻して、その6月当時。
そんなツイートを見たhiroki23_46くん、行くべきか行かないべきかで相当に悩みます。
何故かは大体に分けて以下3つの理由がありました。

01.「自分なんかが行っていいのか?」
まず最大の壁です。
消極的で自分のやること成すことあらゆるものに自信が持てないタイプだった私。
当然思うわけです「行ってみたいけど...自分に務まるのか?他に相応しい人がいるんじゃないか?」と。


02.「遂行できるのか」
リバリー製作者募集のツイートには、どんなカラーリングの車なのか、その画像がありませんでした。
「再現をできる方はDMに来て」という一文が募集ツイートにあり、いざDMに行ってから画像を見て「すいません、僕これ作れません。」はカッコ悪すぎるし恥ずかしい
向こうからしたらそれも迷惑だろうと。


03.「報酬は相談しましょう」
ツイートに書かれた一文「報酬はご連絡の際に相談しましょう
これが地味にザクザク刺さる訳です。

あまり大口を開けて言うことではないのですが、そんなに時期も離れていない2018年夏頃から19年当時にかけて「リバリーやデカールの作成で報酬(主に報酬金)を得るのはどうなんだ?」という話題で度々ヒートすることが界隈でありました。
今現在もあると思います...というよりありますね、変わらない"議題"です。

もし引き受けたとき、界隈が私を火を起こす為の炭にしようもんならたまったもんじゃありません。
当時も引用RTなどで「いやぁ報酬がなんかひっかかるな」系のツイートもいくつか見かけていました。

正直これが一番不安でした。

でも、一度しかないかもしれない。
これで燃やされて散っても構わない。
自分の腕試しをするチャンスと思った気持ちが1mmくらい勝り、結局DMで名乗り出る事に決めたのでした。



2.SIRIUS GAMING

先の募集ツイートをした方、それがプロゲーミングチームの「1'sBATTLE DOGS」、現在の「SIRIUS GAMING」様です。
マルチゲーミングチームで、主に「R6S(レインボーシックスシージ)」等を舞台に活躍されています。

実車のモータースポーツでも「Sutekina Racing Team」の86/BRZ Race 358号車 池島実紅選手にスポンサードされていたり、昨シーズンのFormula Regionalシリーズでも同チームの車両にロゴが掲載されていました。


私はDMに作品例を出しつつ、自己PRに行きました。
直ぐに担当の湯浅様より返信が来て、まだ他に何名か来てるのでお待ちください的な返信が。

その時渡されたのは赤と青の日産GT-Rとチームウェアの画像。

画像: TRUST Racing様(リンク先は当時のリリースになっています)

パッと見た感想は「これは作れないかもなぁ」

当時高校1年生の頃からやっていたバイトを辞め自由な状態だった私は、早速作るだけ作ってみる事に。

だめだったら申し訳ないけど断ろう。


あれ...以外といける!!
過去に作ったリバリーの技術を惜しみなく注いだ結果、ベースカラーは実は一晩で出来上がってしまいました。

今思えば爆速すぎて怖い。

製作中だった頃のGReddy 35RX SPEC-D


粗い仕事だったなぁと、今見ると思ってしまいます。(毎回その繰り返しです...)

因みに当時は私からSIRIUS GAMINGの湯浅様を経由してTRUST Racingの担任者様に確認を取り...という形でした。


不安になりつつも、無事OKを頂けて一安心。
周りに「担当したぜ!!」なんて話したい所ですがぐっと我慢して....。

当時のツイート(画像タップでリンク先に飛べます)

7月初め、初めての仕事が公に。
もうそれはそれは嬉しかったです。

まだそういった事例が少なかった為か、多くの人が反応してくださって「少しは認めてもらえたのかな。」と当時は思いました。
(その年の初めくらいに"お騒がせ"してしまったのとあり、余計にその思いが強かったです。)


その後、夏の間は特に湯浅様とのやり取りが続き「イベントの試遊台に使う」案件や「プロモーションに活用する」等の度に地道にアップデートを重ね...

途中で現在の「SIRIUS GAMING」にチーム名称が変わったり、この頃Joshin様がチームのスポンサーに加わり...。

一方ではアートファクトリー(ART FACTORY GRAPHICS)様が手がけた35RXの実車も完成し、そちらに合わせた変更も行いました。
JeGT開幕後も実はいじっていました。

一番更新が多いクルマだったと思います(笑)

そしてGT-R Gr.4と並行して7月末
「もう1チーム用にWRX Gr.3で同じリバリーをお願いします。」
という依頼が入ります。

ここで思います
あれ?日産じゃなくてスバルでいいの?
え?なんかレース出るの?

謎を抱えたまま、GT-RのカラーリングをWRXに移す地味に苦労した作業を無事遂行。

1'sBD×TRUSTの2台目 WRX Gr.3!

そして今では「JeGTの顔」的存在な
お馴染みGReddy 35RX SPEC-D GT3仕様(初号機)もここで誕生します。


そして無事2台を納めます。
モヤモヤと謎を抱えたまま....(笑)


「何のレースに使うんだろう....」悩む自分

「新手の詐欺なんじゃないの!?アンタ絶対騙されてる!!」と声を少し荒げる母

特に何も言わず、なんとなく"信じて"くれてそうな父


そして楽しい夏休みも終わり、9月。
残暑の中、学校が始まって辛い典型的な高校2年生の元にまた1件、担当様からのDMが来ます。


大会運営からこの条件でGT3のヴァンテージでリバリーを作ってくれないかと来ています。」(一部改変あり)

大会運営?ヴァンテージ?
授業終わりに通知だけ見た時は不思議に思いましたが、放課後にTwitterのDMを開いたら...


「えっ!?マジ.....!?」


隣に友達も居ましたが思わず声を出してしまいました...

この車の画像が添付されていたのです。


そして、ここから日本のeモータースポーツ最高峰あの大会の下でリバリー製作をしていく事になります。


それはまた次回に...

余談
拙い文章、無に近い語彙で頑張って書いてみました。
本当ならもっと途中な感じの製作中画像とか出したいのですが、提出用の画像しか当時撮っておらずありませんでした...(笑)

ご高覧ありがとうございました!
Twitter @SorchaMOLA46
Instagram @4655Sorcha

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