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我が家の学校選び ーインターという選択ー

我が家二度目の子連れ海外駐在。
引っ越し当時長女は8歳(小2の1学期末)、
次女は2歳の終わりでした。

私達が住む街には規模は小さいけれど日本人学校があったので、
次女は置いておいて・・・(ごめん、次女)、
長女の学校をどっちにするかということは
真っ先に我が家の関心事になりました。

先に結論を書くと、
我が家はインターナショナルスクールという選択をして、
今子も親もとてもハッピーです。
その決定に至った過程を長くなりますがここに綴ります。

2019年までの前回駐在時は長女は日系幼稚園に行かせていました。
私はもちろんインターに興味はあったものの、
夫が
「あまり小さい頃にインターに入れても、
 英語は帰国したらすっかりキレイに忘れてしまう」
と、周囲の経験談を踏まえて言ったためでした。

そんなこんなで教育には割とコンサバティブで慎重派の我が家、
ダブル・リミテッドの問題なども
夫婦ともどもよく見聞きして知っていることではあったので、
今回も迷いに迷いました。

更には私がもう20年近くも前の外大生だったころの話、
英語ができない大人の中には、
何度か「まずは日本語」のようなことを言う人が少なからずいました。

それはそれで間違っていはいないとは思いますし、
そんな言葉に、まだ何も成し遂げていない当時の私はその度、
身の縮まるような思いをしていました。

そういった言葉の数々も我が子を
小さいうちから外国語環境に飛び込ませることへの
大きなブロック(心理的な抵抗)になっていたのだと思います。

ちょっと話はそれましたが、
そんなこんなで最初の考えは日本人学校寄りでした。

ただ問題になったのは
日本人学校はうちから離れていること。
現地の交通事情が悪く、渋滞もひどいこと。
前任者の奥様にお話をおききした時、運転手や車を持たない中では毎日の通学のために車を捕まえるのに日々苦労したことが一番のストレスだったとおっしゃっていたこと...
そんな環境的な要因から「やっぱり徒歩圏5分のところにあるインター?」という風に考えが徐々に変わっていきました。

今回の任期が仮に3年任期だとすると、長女は小2夏〜小5夏。
年齢的には帰国後も英語を完全に忘れてしまうということはなさそうだということも、決断を後押ししたかなり大きな理由です。

逆に日本語や日本の学習の遅れも心配になるわけですが、
読み書きの一番基礎を習う小学1年生を日本で過ごせたということはかなり大きな安心材料でした。

今も日本の学習のフォローは自宅で行っています。
それは大変なことではあるけれど、
「日本人学校に行きながら英語を年齢相応に話せる子にするのは
 それ以上に大変なこと」
というのは一つポイントかもしれません。

それも親が「日本語もちゃんとできる子に育てる」と、
方針を決めることで何とでもできると思っています。

インターに入れてみてハッピーな点を挙げてみます。
・もちろん渋滞知らずで歩いて通えるところ
・子供を型にはめようとしない、自由で楽しい雰囲気
・ドリル等での反復練習だけではなく、考えさせるプログラム
(特に理科社会)
・外国人のお友達ができるところ(親も子も)

うちの場合は、半年ほど経った頃から娘の英語が
かなり自然で流暢になってきました。
英語コーチという仕事をしている私ですが、
知らなかった日常の口語的など、
娘たちから学ぶこともたくさん。
実は私にとってはこれが一番ハッピーだったりします。

かつて、
「日本人学校という選択肢があるのにインターに行くなんて
 ミーハーだと思われやしないか?」
なんて、本気で恐れていた私。
インターと決めたときも周囲には、
「本当は日本人学校に行かせたかったんだけど交通事情がね・・・」
と一生懸命言い訳をしていました(笑)

でも、今はインターに入れてよかったなと
心から思っています。

もし海外で暮らすチャンスがあるけれど、
インターと日本人学校で迷っているという方がいたら、
恐れずにチャレンジしてみられても悔いは残らないと思います。

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