【英会話】Zoomのカメラに映る仏像(1か月目~2か月目)
重い腰をあげて英会話を始めた。IT業界に20数年、もう逃げられなくなってきた。実はもう少し前から限界を感じていたけれど、自分の稚拙な英語が役にたつとも思えず、時間を理由に英会話から逃げていた。
だが、もう限界だ。辞書や翻訳ツールももちろん使うが、英語がそのまま読めた方が効率がいいし、ちょっとしたことも通訳を通さなければいけないのは相手も自分も面倒臭い。なんせ効率が悪いのだ。
4か国語以上を話す仕事仲間である友人に語学学習のことを相談すると、彼の友人に英会話教室を経営している人がいるという。
これ幸いにと、コンタクトをとりオンライン英会話を始めることにした。
英会話成長記録〜1ヶ月(仏像)
会話に重きを置いてはじめたが、結局、grammarもspeakingもhearingも全部必要だね。という結論に至る。
英語を勉強したいと思っている人のほとんどの理由はやっぱりhearingだとは思うのだが、結局のところgrammarができなければhearingもできないことに気づく。
前後の関係から単語を予測できないとかなりhearingは難しい。
当たり前といえば、当たり前である。
基本的に1週間に2時間の授業で、先生が話す英語は半分程度しか理解できない。中学生レベルの会話であるのに、細かい文法を忘れているので聞き取れない単語が多い。知らないけどよく使うであろう単語も出てくる。今まで翻訳ツールや辞書に頼っていたツケである。決して先生は難しい単語を使っているわけではない。
Zoomのカメラに映し出される仏像。大変気まずい。
Zoomの画面にうすら笑いを浮かべて仏像になっている自分を見るたび、なんともいえない気持ちになる。
そういった気まずさから、初めはプライベートレッスンが良いと思っていたが、プライベートレッスンの方はるかに気まずい気持ちになる。たまたまマンツーマンレッスンになったりするのだが、全ての言葉が自分に投げかけられるプレッシャーはでかい。知らない奴と喋りたいことなんてないと思っていたが、グループレッスン最高。
同志も共に仏像になっている。
おお、同志よ。
英会話において、グループレッスンは強大な敵(英語)に立ち向かうパーティメンバーがいるということだ。
もしも英会話を始めることを検討しているのであれば、今は迷わずグループレッスンをお勧めする。
英会話成長記録〜2か月 仏像脱却
毎週たった2時間の授業で、仏像になる時間が減ってくる。中学英語のgrammarを思い出しつつある。会話の前後がある程度予測できるようになってくると、接続詞も聞こえてくるようになってきた。
そしてついに最強の言葉を覚える。
Sorry?(今なんつった?)
ジャパニーズであれば、誰しもパードゥン?がイマイチな返事だということを知っている。多分結構これは自然な返事だ。
たったこれだけの言葉を覚えてから格段と仏像時間が減る。
そうこれは英会話の授業。
Sorry?と返せばなんとか色々な単語や簡単な文法を使って先生も説明してきてくれる。なんか喋れてきている感がある。
伝えたい言葉も出てくる。
だが単語が出てこない。伝えたい単語を調べながら会話する。
これでなんとか授業は乗り切れるようになってきたが、単語力が必要になる局面が増えてくる。こればっかりは自己学習が必要だろう。
たまにいい返事ができると先生が褒めてくれる。先生優しい。
ちょっと英語が楽しくなってきた。単純なものである。
UKかUSか
授業を担当する先生は、US英語を話すネイティブとUK英語のネイティブがいる。先生はUKとUSの発音の違いや言い方の違いを教えてくれるが正直そこまで覚えらえない。何となく耳に残ったほうを使っている感じだ。
聞き取りやすいのはUS英語だと思うが、UK英語の方が断然入りやすいのではと感じている。
先生によると思うのだが、US英語はやはりアクセントや発音が日本語に比べてオーバーに感じるので、話すとなるとUK英語の方が抵抗がないかもしれない。
ちなみに訛り等を気にする余裕なんてないし、正直よくわからない。ジャパニーズ英語を馬鹿にされようとなんだろうと通じれば良いと思っている。
こまけぇことはいいんだよ。の精神で引き続き頑張ろうと思う。
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