今日から音楽理論のお話を。音程とは?


では、今日から音楽理論のお話をしていきたいと思います。

過去にブログで音楽理論の記事を少し書いてた事があったのですが

ここでお話しようとしてる最初の方は、その時と内容もかぶる所があるので

その時に自分の書いた記事も参考にしながらそれを元に改良しながら書いていこうと思ってます。

過去に自分の記事を見てくれて方は、あれこんな話聞いたかも?ってなるかもですが笑

その辺りも思い出しながら見てくれればと思います。


まずお話していきたいのが

音程

と言うモノについてです。

音楽理論を語る上では、やはりココが1番基礎の所かと思います。

音程、って言葉は恐らく皆さんが聞いた事あると思います。

日常でも使う事あるかもしれません。



例えば、カラオケでこの曲歌うのに音程が取りにくいとか言ってみたり。



では、最初にいきなり問題ですが


コレ

の音程は何でしょう?




と言われても…

はぁ?ってなりますかね笑

普段、何気なく音程って言葉使ってても
全然ピンと来ないかもしれません。





では、音程って言葉の定義を考えていこうと思います。


Wikipediaを引用させてもらいましたが

音程(おんてい、英語: Interval〈インターバル〉)とは、二つの音の高さの隔たりのことである。順次的に鳴る音に対する音程を旋律的音程と呼び、同時に鳴る音に対する音程のことを和声的音程と呼ぶ[1]。いずれにせよ、全音階を構成する8度までの単音程の組み合わせによって、あらゆる音程を構成することができる。注意点としては、音高に隔たりのない二音を「完全1度」と呼ぶので、全音階上で隣り合う二音は1度ではなく2度の関係だということである[2]。

このように書かれています。

何か…難しくないですか?笑

自分はコレを見てもあんまよく理解出来ません。

理論書とかもそうですが、

この言い回しとか、
わざわざ難しく書いて…わざと、わかりにくくしてるような気にさえなります笑

Wikiには音程=英語でInterval
と書かれていますが


Intervalとは、インターバルトレーニングとかで使うIntervalですが
日本語では間隔って意味です。


簡単に言うと

音程とは2つの音符の間隔、距離(Interval)を表したもの

です。


例えば、


ドとミ、







ドとラ







こんな感じに、2つの音符が並んでますが

それぞれ、音の間隔と言うか、

ドから見たもう一つの音符の距離が違いますよね?

ドとミより
ドとラの方が、その距離が長い。


こう言った

距離を表したもの

音程

と言います。


じゃあ、その距離をどうやって表すのか?


普通の距離はmやkmなんかの単位で表しますが、

音の距離に関しては、そう言った単位では無く

と言う単位で表していきます。






では、実際どうやってその音程を考えていくか。

簡単です。


冒頭で出した問題のドとソ。


この音程を考えていきましょうか。

コレですね。



ドから数えてみて下さい。

この時、覚えといてもらいたいのは

ドとソも数に入れると言う事



譜面見ながらでも良いですし、

指折って数えても良いですし、


ド、ソは数に入れて、

ド・レ・ミ・ファ・ソ

と、数えると…


その数は…5になりますよね?

なので、

ドからソは5度

となります。


たったコレだけの事です。



ちなみに、ギターでよく使われるパワーコードってものは、この関係です。5度コードなんて呼び方もあるくらいですし。


上の譜面のドとソの関係なら、Cのパワーコードとなります。

その辺の、コードの話はまたおいおいやりますが、

その話をする上でも、この音程ってのを知っておいてもらう必要があるんですよね。









じゃあ、コレはどうでしょう?



ファとラの関係

何度でしょう?




さっきと同じように数えてみて下さい。



ファ、ソ、ラ、と

数えてみると3ですよね?

なので、3度です。


簡単ですよね?





じゃあこれは、




ドとド 

まったく同じ音。


これは覚えてください笑

同じ音は1度

となります。



あとは、

低いドと、高いドみたいな

こんな感じの、オクターブ関係にあるもの。

これは普通に数えてもらってもわかりますが、

ドレミファソラシド…となり数えたら8ですよね?


なので8度となるんですが、
コレも覚えとくのが手っ取り早いですね。

オクターブの関係は8度

ってな感じで。

 


ちょっと話は逸れますが、9度以上もあるにはあるんですが
ここでの音程のお話の中では、1度〜8度で考えていきます。

9度とかなってくると、またテンションとかの話で出そうかな?と思います。





てな感じで、

5度、3度、1度、8度…とか今答えを出してきましたが

コレはコレでそう言い方をする場面はよくあるので

間違いでは無いですが


実は…

まだこれではちょっと足りないんですよね、

◯◯8度とか、◯3度とか ◯◯5度とか

前に色々と文字が入ったりするんです。


そこの話はまた次回にしようかと思います。


ゆっくり進めていこうと思ってますので、是非お付き合いの程よろしくお願いします。

で、ここの話だけ切り取ると、これが何?ってなると思うのですが

音楽理論って、後から全て繋がってきますので

最初の内は少し我慢して付き合って下さい笑


それではまた次回、お会いしましょう‼︎

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