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魚座土星

2023年3月7日、乙女座満月の後、土星が魚座に移動しました。

これからの約3年間、魚座の領域に土星の指導が入ることになります。

土星は本来山羊座の支配星ですが、水瓶座の副支配星でもあり、2つの星座ともに個人というよりは全体に影響を与えていきます。

これまでの水瓶座土星期では、より良い社会構造をどのように新しく創っていくのか、新しい世界に向かって行くと同時に残すべき伝統をどう継承していくのか?が問われていたと思います。

個人レベルでも、新しい自分になって未来を生きるために、今まで与えられてきたもの全てを悪だったと捨て去る訳ではなく、何を残し、何を手放していくのかを決める時期だったと思います。

わたしの場合は、水瓶座が7ハウスにあり、パートナーシップに焦点が当たっていました。
そして振り返っても、自分と他者について、様々な学びの多い時期だったと思います。

わたしが自分の曇った眼鏡を通して見ていた世界は、わたしの創造物、自分の内側の投影であったことは間違いありません。

幼い頃の強烈な経験により、喰う者、喰われる者の関係性を見せつけられてきたわたしにとって、常に敵から身を守る事が最優先課題でした。

わたしの人生には、必ず敵が現れます。
その敵は、権威的で自分の思い通りにならないと不機嫌さを露わにするのです。
わたしにはそう見えていました。

わたしはその人への対処を子供のころに使ってきたやり方で行う事しか知りませんでした。
限界まで我慢して黙って言うことを聞くことです。
それが安全だと思っていたからです。

でも、心の中では耐えられなくなり、大爆発してその人の元から去るということを繰り返していました。これは、職場での上司との関係でよくあったと思います。

今回の水瓶座土星期では、この敵を主に夫が演じてくれました。

数回の大きな衝突がありましたが、何とか今も夫婦でいることができています。

夫が言葉以上の事を察しない人である事がとても助けになりました。
わたしが振り絞る言葉を全て受け取ってくれました。
人生で初めての経験でした。

今回土星が入った魚座はわたしの8ハウスから9ハウスにあります。
8ハウスは、相手の価値観や、相互依存などの部屋です。

わたしは世界をニュートラルに見ることが出来始め、
やっと、本当の他者との関わりが始まり、世界に新しい色をつけることが出来るのです。

その為には自分の内側を常に意識することがとても大切だと思っています。

8ハウスの向かいは2ハウス。
自己価値の部屋です。
まずは自分を大切にし、自分を価値ある人間だと、誰に認めて貰わなくてもそう思い続けることもとても重要です。

土星が魚座を抜ける2026年には、わたしはどんな世界を見ているのだろう。

そう思うととてもワクワクしてしまいます😆💕


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