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CL横浜環境


皆さん初めまして、あるたあといいます。
この記事ではcl横浜2022までの環境考察をしたいと思います。

CL横浜の勝ち組デッキ、負け組デッキ

私はCLには抽選落ちしていましたが、身内の数人が通っていたのと、個人主催の大会もあったのでおすぎさんの環境まとめと日々にらめっこしてました。

おすぎさんのTwitter

注目していたのはシェア率に対する勝率の部分です。
環境初期から中期にかけてはパルキアのシェア率と勝率が圧倒的で、一時期はシェアが4割、勝率が57%という異質な数値を叩き出してました。
カードゲームにおける勝率57%という数値は割と異常で、運と練度が絡む関係上高いシェアになればなるほど高勝率を出すことは難しいです。にも関わらず6割に近い数値を叩き出しているという事は、誰が握っても勝ち越す事が出来るという事になります。
しかし、いざ自分で使ってみたり他人のプレイを指摘、議論しながら観戦していてもデッキパワーと安定性の両方を高める事は不可能だと気づきました。
理由は大きく4点あります。
・デッキの性質上、パルキアと裏工作両方を序盤に、しかも潤沢に揃えられなければ、リソース切れ、アタッカー切れを起こす為、ボール系のカードを沢山採用しなければならない事
・そこを揃えられたとしてもボールを打つ時点でリソースを切って行ってしまうので、裏工作だけではデッキの要求に答えづらい事
・クロススイッチャー等のデッキパワーを上げるカードを採用しても、事故要因にしかならない事
・ツツジで簡単にまくられてしまう事

このように見た目以上に欠陥のあるデッキだと感じていました。そこに雷系統のデッキが流行り出したことによりCL横浜が近づくに連れてシェア率と勝率がどんどん落ちていったように感じています。

パルキア以外の選択肢と環境の中心デッキ


パルキアがCLの選択肢から外れる事により大会で最も警戒しなければ行けないデッキは、自分の中でミュウVMAXに切り替わりました。
ここで残されている選択肢は
・ミュウVMAX
・アルセウス裏工作
・ゼラオラファイヤー
この3種類に自分の中で絞られました。

ミュウVMAXは言わずもがな壊れていて、環境初期からシェア率が増えても勝率が著しく落ちる事はありませんでした。これは一重に握る人の練度と持ち前のデッキパワーと安定感で、環境終期になるにつれて対応力を上げて行ったのだと思われます。
私自身もミラーは自分有利だと思っていたこともあり、身内に勧める第1候補のデッキはミュウVMAXでした。(金銭的な面で却下されました。)

そしてCL直前になってアルセウス裏工作とゼラオラファイヤーの勝率が上がってきていました。
ゼラオラファイヤーは見た目通り、環境に対する最有力候補のメタデッキで、このデッキがパルキアの勝率を低下させたと言っても過言では無いと思います。
しかし、ミュウに対して実はそこまで有利かと言われると五分か微有利くらいなのと、事故率が高いデッキでもある為、CLで最後まで勝ち越すのは難しいと感じていました。

アルセウス裏工作は上位2デッキに対してある程度勝率があり、持ち前の安定感と有象無象に対して強く出れるためか、7割に届く勢いで勝率を出していました。
パルキアとアルセウス裏工作の違いがあります。それは、パルキアは序盤に裏工作ラインとパルキアを作らなければ行けませんが、アルセウス裏工作はアルセウスVstarが1体でも立てばそこからゲームを進められる事です。
デッキパワーこそ低いですが、そこをセイボリー等のメタカードで補いながら少ない要求値で戦えるのでかなりCL向きのデッキだったと思います。

という訳で纏めますと、勝ち組デッキはアルセウス裏工作とミュウVMAX。負け組はパルキアとゼラオラファイヤーという印象でした。

上位2デッキの解説

ミュウに関しては下記のメンバーシップで得た知識が多いので、良ければ皆さん入ってみてください。

きなこもちさんのツイキャスアカウント

パルキア

リスト




このリストで特徴的なのは
・ビーダルライン
・クロススイッチャー無し
・クイックボール3枚、VIPパス4枚
・博士の研究の用途
だと思います。

ビーダルライン

パルキアミラーで差がつくのはお互いの裏工作のバリューとリソースの差でした。
月光手裏剣を打ったり、ダンデを打つのに辿り着く為には、それなりの要求札が必要になります。働く前歯で手札を引いてから足りない札を裏工作で引きに行く行為がかなりリソースに差が出ました。
またツツジを打たれても手札を補充出来るのが大きな強みです。

クロススイッチャー無し

正直今でもかなり迷ってます。ただミラーに置いてVstarを2面立てられるとこのカードを打つよりもダンデを打った方が勝ちに直結するといった試合が多かったので不採用にしています。
このカードが強く使えるのはミュウVMAX対面で、サポートを打ちながら裏のゲノセクトやミュウを倒せるのはとても強力です。
しかし、安定感を上げる観点から現時点では不採用にしています。

クイックボール3枚、VIPパス4枚

上でも記述した通り、このデッキは序盤にメッソンとパルキアをどれだけ並べられるかが勝敗に大きく関わってきます。
その為、クイックボール1枚2枚程度では足りないと感じていたのでVIPパスを4枚入れています。
クイックボール3枚の理由は、そもそもこのデッキはクイックボールのコストにするリソースを捻出するのが難しいのと、後半はハイパーボールを打つ方が強いので試合中に3~4枚使うのか疑問でした。その為枚数を1枚減らしています。

博士の研究の用途

このデッキの博士の研究は要らない手札を捨ててリソースを補充するのは勿論なのですが、山札を薄くして少しでもツツジ後の当たりを増やす役割があります。

まとめ

以上、私のCL横浜までの環境総括でした。
この記事自体、自分の記録用みたいなものなので参考程度に捉えて貰いたいのと、記事に対する批判や誹謗中傷は控えて頂けると助かります。
明日以降で他のデッキ考察や新弾の注目デッキの追記もしていきますのでそちらも是非ご覧下さい。


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