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グリーンテックで技能実習生の講師をしている小椋です。
コロナ禍+猛暑ということもあって、今年はお家で過ごすことが一段と多くなっているのではないでしょうか?
例年ですと私は夏はあまりお家にいることはありません。
しかし、今年はお家にいることが多いおかげで、新しい趣味ができました♪
「おのれ字」をオンラインで習い、筆ペンで味のある文字を書いたり、絵を描いたりして楽しんでいます。「相田みつを」さんのような味がある字です。「おのれ字」は筆ペンと紙質によって、なんかいびつでもかっこよく書けてしまうんです。わたしの字はお世辞にも綺麗な字ではないし、型にはめられる感じが苦手で、自分の字に少々コンプレックスを抱えています。そんな私ですが、おのれ字は自画自賛。嬉しくて、知り合いに文字を書いてプレゼントしました。

実習生たちにも届けられたらいいなぁと時間があるときに練習中です。

日本人よりも綺麗な文字を書く介護実習生に驚き。

日本語の文字にはひらがな・カタカナ・漢字がありますね。実習生たちは、母国のセンターで、ひらがな、カタカナ、は書ける程度で日本へやってきます。漢字も少々書ける実習生もいます。短期間で文字が書けるようになるには、本人の努力が必要不可欠ですよね。そして、すごくきれいな文字を書く実習生も多いです。介護の技能実習生は、手書きの記録を書くので、企業さんからは、「日本人よりも綺麗な文字を書く」と驚きと、お褒めの言葉を頂いたこともあります。

外国人にとって書きにくい文字とは?

介護職種だけでなく、普段の生活の中でも、役所の書類だったり、銀行口座開設だったり、荷物を送るときなど、機会は少ないかもしれませんが、文字を書きますね。「シ」と「ツ」「い」と「り」など、外国人にとっては区別しにくいみたいです。
 そして、意外なことに、ひらがなとカタカナよりも、数字のほうが、「これはどっち?」とわかりにくいことがあります。実習中も、数字は頻繁に書くことがあるそうです。クリーニング職種だと、伝票に枚数をかくことが多いとか。数は間違ってなくても、書く文字が他の人に伝わらないと、一緒に働く人は困ってしまいます。「0」と「6」、「1」と「7」はとくに分かりにくい文字を書くことが多いです。

講師のオモシロさ

綺麗でなくても読める字が書けるように、間違えやすい文字を指導したり、毎日の日記で確認しています。毎日コツコツです。その場ではできても、時間がたち、またもとにもどっていたり、しますが根気よく指導しています。文字だけではありません。日本の生活ルールは、彼らにとっては、これまではなかったルールですので、時には悪気なく守れないこともあります。そんな時もコツコツ伝えます。みるみる成長する姿も見られるときと、気長にコツコツ伝えて成長を見せてくれる時があります。それも彼らの講師をするオモシロさでもあります。

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