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トライアンフ750クラッチ整備

トラのクラッチって張り付き易いし、滑り易い。
構造はシンプルですが、勘所が多いので良く観察して深く理解する事が好調維持には不可欠だと思います。

T140系のクラッチは歴代ツインシリーズの中でも熟成を重ねているので所々アップグレードが見れます。

クラッチハブとスラストワッシャーの作りはこの組み合わせが最善だと思うので別体なども750のクラッチハブとスラストワッシャーへコンバートする事もあります。

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クラッチハブとスラストワッシャー
これが実物の750ブとスラスト
こうね。ピタッと、疑いようの無いフィット感。
うん。とても良いね。
ちょっと別モデルの写真が無くて比較しにくいんだけど、え?コレであってます?みたいなの出て来るでしょ?そう言うのはこの組合せにコンバートもありですね。

さて。では始めますか。

クラッチの違和感とちょっとだけ滑りの症状が出ていたのでプライマリーを開けて行きます。

サクッと開けました。まずは板を抜いてフリーの状態にします。

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