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代用プレッシャースイッチ(UNIT)

ユニット乗っててプレッシャースイッチ無しの人、多いっすね。
エンジンの前の方の下の方に「何か」いるっしょ?そうです。ソレっす。

ココをサッパリさせます。
オイル循環系の全体図。と、赤丸が今回の対象部位。

と、その前に通販で「スロットルホルダー 加工オプション」の依頼が入りましたので作業内容をご紹介。これはリプロパーツにありがちな、イマイチな部分を修正してお届けしますよ〜。と言った趣旨のサービスです。

この噛み合わせがイマイチで、、、
ハンドルに取り付けると隙間が出来てしまう。
このまま強く締め込んでもボディが変形して動きが悪くなったり、使用出来ない状態になるだけです。
ボール盤で加工
加工
インナーのシャトル部分にはフレックスホーンでバリ取り
バラして清掃
仮組み
ハンドルに仮組み。だいぶピッタリになったと思います。
細かな箇所のバリ取り。
必要箇所に適量のグリスを塗布します
組み立てして梱包。出荷致します。ご注文ありがとう御座いました。
今回加工したスロットルの当時ものがコチラ。
ボク的にココはビンテージでも現行でも拘らない派。
ツインプル(二本引き)でルックス質感などなど総合的にコレが個人的には1番好きですね。
スロットルの加工も終わったので本題に、と、その前に。
ハンドルも替えちゃいましょう。
せっかく格好いいの作ったのでバンバン使って行きます!
元々は「60's No[C] Model Bar 7/8」が組んであります。
このハンドルも当店の人気商品です。
シンプルで良いですね
作業の時は外装を保護できる毛布みたいなのを被せると良いですよ。
レバーやスロットルを外して行きます
グリップ外す時、困りませんか?
コンプレッサーあれば一発なんですが、無いですよね?
細めのマイナスを刺して、隙間にパーツクリーナー。コレで取れるパターン多いっす。
お試しあれ。
レバー類が外されて、ハンドルのみとなりました。
ズポッと。コレはセリアーニなんで純正とは違います。
ハンドル交換して、外したレバー類を元に戻せば完了。
うん。カッコイイです。最高。実に良いっすね。

お待たせしました。ようやく、今日の本題です。
ユニットって「オイルプレッシャーランプ」ってのが付いてるんだけど、ライト替えたりしたついでに外されてそのまんまになってる車両を良く見かけます。
キーONで赤く光って、エンジン始動すると消えて、オイルが暖まってくると、付いたり消えたりする赤いアレだ!
あの赤いランプってエンジンを潤滑してるオイルの圧(油圧)が正常に掛かっているかを知るランプなので、何も知らずに取りっぱなしで知らんぷりは良く無いゾ。
本当なら走行中でも危険信号に気が付けるように小型ランプでも仕込んであげると良いんだけど、加工は出来ないよ。って人向けに、最低限これ位やってね。を伝授します。
ユニット用のプレッシャーリリーフバルブを別体時代のデベソ付きタイプに変更して、別体みたいにデベソので具合で油圧をチェックしましょう!って作戦です。作業は部品交換のみなので難易度は低いです。
取り付ける場所的に乗りながらの確認は出来ないので、エンジン始動時や停止時にチラッと見る習慣を付けて下さい。
オイルの事くらい考えながら走って頂きたい。難しいけどね。。。。
定期購読して更新されるのを読んでるウチに色んな事が段々と分かって来ますから。そこんとこヨロシクっす。

これです。ゴムブーツに配線が入るのがノーマルですが、カスタムにより名残りだけが残されております。
まずはオイルの受け皿をご用意ください
ブーツは手で外せます。
脱がせると、こんな感じのスイッチが出て来ます。
外すとオイルが垂れて来ます
奥のアイツ別体用にコンバートするのです!
グイッと
あれ?思ってた感じと違う。。。
でも大丈夫です。

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