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“庭とウェルビーイング”論

昨日今日と移動中にずっと
若林恵さんと畑中章宏さんとの
3時間半くらいにもわたる
「五輪と万博」というテーマのインスタライブを聞いていた。

その中でいろいろ気になる話があって
じぶんの中でも少しモヤモヤな思考がつながった気がしたので
このnoteを書いてみることに。

誰でもそうだけど見たり聞いたりするものは
なんでもじぶんに近づけたり置き換えたりするもので
ボクはやっぱりずっと頭のどこかで考え続けてる庭の話になってしまいます。
急になんとなくモヤモヤしてたものがスッキリつながった気がするときがあって
ボクはその快感を求めて
人の話を聞いたり、本を読んだり、映画をみたり、旅行にいったりしてるんだろうと思う。
そしてその快感をできるだけじぶんなりにまとめて言葉にする作業も嫌いじゃないのです。

また最近は今回のテーマにも関係するのだけど
いかにじぶんをリラックスさせる時間をつくるということも大切なのかなと思いはじめている。
別に休みなく仕事しても体は大丈夫なのかもだけど精神(気持ち)が疲れることってほんといい発想が生まれてこないなと。
つまりいかに”メンタルヘルス”というのが大切だということです。
前に突き進むしか知らなかったボクもちょっとだけ大人になったなと(笑)

話は少しだけそれてしまいましたが
若林さんの話のなかで”ウェルビーイング”という言葉がでてきた。
最近のWIREDなどでもよくみかける言葉で
意味は「身体的、精神的、社会的に良好な状態で幸福と約されることも」
つまりその状態でつくることがいかにこれからの生活そして人生で重要なことで
話のなかでは”エンターテイメント”と”ウェルビーング”の主従関係が変わり
これからは”ウェルビーング”が産業の真ん中にくるのではないかと。

つまりその”メンタルヘルス”とか”ウェルビーイング”とかいう
キーワードにいかに庭が関わり合っていけるのか。
庭にふれることは”ウェルビーイング”に効果があるのか。
ということを考えたら
ポートランドの日本庭園にいったときの
外国の方の庭園の見方、使い方が日本人のそれとは違うなとすごく感じて
それは同じようにマーファでドナルド・ジャッドをみたときも思ったことです。
(そのときのnoteです

ボクらは庭を鑑賞の対象としたり食事(BBQも含め)してみたりという使い方で
ポートランドで感じたのはメディテーションやマインドフルネスの(つまり瞑想)の場として
庭をつかってる気がしました。つまり庭はいかにじぶんをリラックスさせるための舞台で
その庭を訪れてるいる一部の人たちはその日本庭園(ポートランドにあるものが日本庭園なのかという話は置いておいて)
をマインドフルネスの良き環境として訪れてるのではないかなということです。
実際にヨガや太極拳みたいなものをされてる人が結構いました。

瞑想とまではいかないまでも
庭そして四季を感じることで心身ともにリラックスできる
それが”ウェルビーイング”につながっていく。
コロナというものを経験したボクらが必要とする庭のこれからの新しい役割のような気がしました。

メモを断片的につなげただけでうまくまだまとまってないですが
庭のあり方のテーマとしてすごくおもしろいなと思ったので。



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