見出し画像

"美味しい野菜"論

どうやったらじぶんたちなりに
いい庭をつくることができるんだろうか?

どうやったらじぶんたちがつくったものが
作業中の空気感も含めそっくりそのままの感じで
これから庭をつくりたいって人に
伝えることができるんだろうか?

ずっとそのことを考え続けていて
気がついたら「いい庭をつくること」で
生活できるようになり
一緒に働きたいという人が増え
それが生業というか仕事になった。

人から聞かれたら
「庭をつくる仕事をしてます」
と答えてはいるんだけど
なんとなく「仕事」なのかとも思ったりもする。

畑で美味しい野菜をどうやったらつくれるのかを考え実践し
いいものができたので近所の人にもおすそ分けしてたら
噂が広がって売って欲しいという人が増え
じぶんだけじゃとても間に合わないので誰かに手伝ってもらうようになった
みたいな感じだ。
と、までは大げさかもだけど
ほんとに最初はこの形(庭をつくって手入れをさせていただく)だけで食べていけるなんて思ってもみなかった。
もちろんやりながらこれはもう少しお金をもらわないと赤字になるなとか
スタッフがいたらこれくらいいただかないと持続的に続けていけないな。
とかその場その場で商い的なことは考えてきましたが。

ほとんどの人は就職してその会社で働くことが仕事だと思うんだけど
じぶんのなかで「仕事」っていうのは
仕事を「する」のではなくて仕事に「なってくれた」が近いなぁ。

計画性もなくお金に対する目標もなくても
なんとかかんとかやれるもんです。

ボクにとっての仕事ってそんな感じなんです。

最初の気持ち。
「どうやったらじぶんたちなりに
いい庭をつくることができるんだろうか?」

「どうやったらじぶんたちがつくったものが
作業中の空気感も含めそっくりそのままの感じで
これから庭をつくりたいって人に
伝えることができるんだろうか?」

ということを週末の終わりの会でみんなに話をしました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?