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『あきらめる』効果その②

いつ頃から頑張ってみたんだっけな。。。

『あきらめる』

ことを。

具体的には、

『登校するかもしれない、と思うことをやめる』
『学校に戻ることをゴールにしない』
『おきるまでおこさない』
『私の人生じゃない、彼女の人生』
『もう私の責任じゃない』

と思うこと。

中1の夏休み明けから中1の間は午後からでもいけた。
(でも午前中はずっと電話してた)

中2になってからは、
身体測定とか校外活動、体育祭などのイベント、
部活もたまーーにと試合はいけたけど。

とにかく、ずっと私の頭の中は

「お昼までにおきれば、午後は間に合う。
部活だけでもいける」

と思っていたから、

午前中仕事をしていても、
「おきたかな」
「今日はいけるかな」
が、ぐるぐる。

で、13時すぎると
「あ、もうまにあわないな」
「今日もいけなかった」
って。

で、毎晩娘は

「明日はいきたい」
「おこして」

っていわれてその繰り返しだった。

もうへとへとで。

本当にもう、へとへとで。


いきたいっていうから起こして、でもおきなくて。
で、もう間に合わないぎりぎりのところで
「今おきた」
って連絡がきて。


私の友達たちは気づいてた。

『たぶん、学校ほんとうはいきたくないんだよ』

って。

でも、私は娘の

「いきたいけどおきられない」

を信じ続けて、あーー、今日もいけなかった。
って毎日思ってた。


で、本題。


冬休み明けからは、もう完全に学校にいかなくなった。


中2の夏休み位からカウンセリングいけるようになって、
(カウンセリングの効果はまた別途書くことにしよう)
その効果があったのかも。娘にも私にも。

で、

『いきたいといっているけど、
ほんとはいきたくないんじゃないか』

ということを、自他共に認めることができるようになったんだと思う。

今まではこんなイメージだった。

(上の図)
どうなの?どうなの?今日はいけるの?
キリキリしているオーラで子を見つめる親。

嫌なオーラで子も委縮。ストレスフルな状態。

(下の図)
親が
『あきらめる』
ことで、子が、キリキリオーラから解放される。

親も楽になる。
マイナスオーラがなくなる。
親も自分の世界を持てる。

『気』って見えないけど、すごいエネルギーだね。意識ってすごい。

初めは、上の図に戻りやすかったのだけど、
もう、思い切って下の図のように、
思いっきり、子の事を考えないようにしてみた。

もういいや、私の人生じゃないし。

もういいや、生きてるし。元気だし。

自分のやりたいことには、タイマーつけて起きてるし。

自分の興味のあることは熱心だし。

家事も手伝ってくれるようになったし。

帰ったらお風呂わいてるし。

ほっておいたら、部屋がすこしずつきれいになってるし。

提出物、少しずつできるようになってるし。



・・・・

ね。こんな効果がでました。

今までうるさすぎて、
ほっておいたら、
すこしずつ、できること、前を向いている様子が
見えてきたのです。

かつ、私のマッサージに通う頻度も減りました(笑)

『あきらめる』

って、意識を変えるだけでこんなに変わるなんて。



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