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NFTを知ったこの1年はどうだっただろうか

NFTを知ったこの1年はどうだっただろうか
〜土曜日の大きな発表に向けて〜

僕が最初にNFTという言葉を知ったのは2021年の6月。
仕事で新規ビジネスの部門に入ることになった時だ。

最初はもちろん、なにそれ?だった。
しかし、なぜかこの英語3文字に、
不思議と惹かれた。

1人1つ、なにか興味のある領域で事業をやろう。
これがその部門のミッションだった。
そんなわけで、
僕は興味本位でNFTについて調べ始めた。

その時、もしライブコマースとかを選んでたら
今の自分はいなかったかもしれない。
それくらい偶然に、けれどきっと必然に、
僕はGoogleに「NFT」と打ち込んでいた。


最初は、NFT関連のニュースを調べたりするだけだった。
小学生のアートが高値で売れていたり、
タレントとのデート権がNFT化していたり。
僕には遠い世界の話だった。

それから少し経った頃、
TwitterでNFTの情報を見ていた。
ここにNFTクリエイターの方がたくさんいることに気づいたのだ。
どうしてそこに至ったのかもう忘れてしまったのだが、
なんとなくgiveawayのRTをしたり、
NFT関係のアカウントをフォローし始めていた。


そして、運命の出会いが訪れる。

ある日、ふと目にとまったイラスト。
それはシンプルで、洗練されていて、
それでいて男女ともにかわいいと思えるイラスト。

boy#1

自然とmilkさんをフォローし、
CITY BOY & CITY GIRLのコレクションを眺めていた。

新作が出たら欲しいな、そう思っていた。
けれどそれ以上に、どうしても気になるboyがいた。
バケットハットをかぶって、
飴を舐めている緑の髪の男の子。
彼の仕草、髪の色、背景の色。
全てが心に刺さった。

好きが詰まっている

そのboy6は当時0.5ETHで二次流通に出ていた。
新作が0.04ETHくらいだった時期。
当時ズバ抜けて高い値段がついていた。
NFTを一度も買ったことのない僕にはなかなか手が出ない値段だった。

そんなこんなで数週間が経った頃、
そのboyの価格が0.1ETHになっていることに気がついた。
チャンスだと思った。
1ETHが40万円を超えていた頃だったので、
0.1ETHでも初心者の自分には
かなり高かったのだが、
どうしてもこのboyが良くて、
忘れもしない12月30日、
初のお迎えを体験した。

きっとその日から、何かが変わり始めた。
Twitterのアイコンも、LINEのアイコンも、
スマホの待ち受けも全部この子にして、
スマホを開くたびにかわいいと呟いていた。

そしてmilkさんを皮切りに、
徐々に色々な人とつながり始めた。
当初から深夜民だった僕は、
NFT深夜枠というハッシュタグで、
同じく深夜に活動する人たちと、夜な夜なリプを飛ばし合っていた。

そして3月には、
milkさんとコヤさんに誘われて、
THE CITYを始めることになる。
もはや遠い昔のように感じる。

ふと振り返ると、
たくさんの仲間と出会って、
普通に生きてたらできないような
たくさんの経験をさせてもらってきた。

去年の僕は想像できただろうか?
NFTで出会った人たちとこんなに仲良くなって、
毎日discordで話したり、
リアルで遊んだりしていることを。

そして、今、
みんなが帰った後の会社のデスクで1人、
目を瞑って考えてみる。

僕が辿ってきたこの1年はどうだっただろうか?
THE CITYの運営に恥じない振る舞いだっただろうか?
僕を仲間と思って、応援してくれる人はできただろうか?

非常灯すらNFTに見える


この土曜日、個人的に少し大きな発表がある。
もちろんNFT関係。
緊張している。

でもきっと大丈夫。
NFT沼に浸かって
1年が経とうとしているのだから。
NFT界隈で
好きな人をたくさん見つけたのだから。

自分への問いかけの答えは、
いつか、後から分かるんだろう。

1年前の空


来年の景色を想像しながら、
パソコンをそっと閉じる。

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