W・E・バトラーという西洋魔術の無視されやすい怪物というかほぼ根っこの1

 W・E・バトラー(以下バトラーで統一)という人がいます、この人あまり注目されていないというか、ほぼ無視されがちですが西洋魔術を実践する上でこの人を無視するのと、しないのとでは物凄い差が出てくるのではないだろうかという話を延々と、あちこちに飛びながらしていきたいと思います。

 まず、この人何をした人かと言うとよくある「修行中に幾つかの体系を混ぜてはいけない、それは修行者に混乱をもたらす」というフレーズを持ってきた人のようですが、ならばその人の提唱する修行体系もまた持ってこないとちぐはぐな物になるというか光体がどうとかをほぼ無視している西洋魔術団体ってそれはおかしいんじゃないんでしょうか?

 大澤 義孝という、幽体離脱本をまとめて占星術アプリを作った人が居るんですが、この人くらいしかエーテル体ダブル辺りに言及している人が居ないというか、この人のまとめた呼吸やエネルギー操作の体系は都合よく引用されたり無視されたりの虫食い状態なのですが体系の土台として

 そういうエネルギー操作を絶対にこなせる人間のみが魔術を学ぶべきだという、エネルギー弄れるもの絶対主義のような体系になっているとしかこの人の本を読むと、そういう物しか浮かんで来ないんですがその辺りに言及した文章を読んだことがないです。

 それの何が問題かといえば、例えば心霊的自己防衛でもバトラーの引っ張り出してきたエヴァーのカバラ図面でも何でも良いんですが、それを実践するとなると誰でも明日から出来るおまじない集にしかならない物とエーテル体をいじくりまわす事に慣れた人間のみ先に進める、実践出来るというキチガイすれすれの物に分かれる訳なので

 それが実際に可能かどうかとして、文面を追うならばこの時点で達人か自分を達人だと思い込みたいアホのみ先に進めるという面倒な事になってるんですよね。

 ただ、擁護するならばそういう光体法とかエネルギーの弄り方を適当に済ませながら学ぶ西洋魔術って単なるおまじないか願望妄想にしかならないのでは?という気はします

 心霊的自己防衛を始めとした、大手振っている西洋魔術の内容が、特に光体法を学ばずに実践的だとか言う人はそれはそれでおかしいと思うので。

 

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