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ちっちゃな幸せ百物語114夜ストーリー『デブ猫』


今日のちっちゃな幸せは、

「仲良しのデブ猫と遊べたこと」


その猫は数年前に
親戚の家に迷い込んできた。


私が動物看護士の
資格を持っているから
電話がきたのね。

「どうしたらいい?」
って。


訪ねていくと
その子の背中には
綺麗なバタフライ模様が!


君はアメショー
じゃないかっ!!


首輪もしていて
ちょいと荒れてるけど
人慣れしてるデブ猫。


近所の人や獣医さん、
新聞配達のお兄さんに


聞き込みをしても
迷子のアメショーは
知らないという。

そのまま居ついて
もうすぐ4年が経とうと
しているんだね。


なんかさ~会うたびに
膨れていってない?


でもね、私が行くと
玄関まで走ってきて
ずっと纏わりついて来る。


いっぱい遊んで
撫でまわして抱っこして
幸せな時間を過ごせたよ(*^▽^*)

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