紺野みどり

子育て女性が運営する会社の企画スタッフで組織デザインを担当。自主経営、ティール、ホラク…

紺野みどり

子育て女性が運営する会社の企画スタッフで組織デザインを担当。自主経営、ティール、ホラクラシーなどを参考に、子育て期の女性が一番働きやすい「働き方」を模索中。子育てと仕事を両立しつつ自己実現のできる組織の在り方を日々妄想。

最近の記事

Z世代のママは専業主婦が理想!?

子育てをしている女性が中心となって運営する会社の組織デザインを担当する紺野です。 新しくうちの会社に応募に来た25才のママは、なぜ働きたいかという問いに、お金のためだと答えました。 「もし、お金があればどうするの?」 「専業主婦になります。友達も、専業主婦になるのが憧れだと言っています。」 男女雇用機会均等法によって、女性の社会進出を目指した政策は、 どうやら、男女の役割分担が決まっているほうが日本には自然でしたという結果になるかもと思わせる面接でした。 女性活躍

    • やっと再就職した子育てママの彼女が、1日で辞めてしまった。

      子育て女性が中心となって運営する会社の組織デザインを担当する紺野です。 この間、新たに採用した女性が、1日入社して、その夜に入社を辞退したいと電話をいただきました。 「とても自分はついていけない、自信がない」という理由でした。 彼女は5才になる女の子のママで、子育ても落ち着いてきたらから、復職に向けて職探しをしていたときに、私たちの募集をみて連絡をいただきました。 何か新しいことにチャンレンジしたい、しかもお給料をもらいながら自分の得意を活かした6ヶ月のビジネスプラン

      • 子育てママはテレワークを手放しで喜べない

        子育て女性が中心となって運営する会社の組織デザインを担当する紺野です。 私たちの会社は、子育て女性が徒歩や自転車で通えるように住宅街にオフィスを構えました。電車で来る方も、ほぼ一駅か二駅のところに住んでいます。 「オフィスは都心である必要ないじゃん」 「家の近くが便利だし子どものお迎えもラクだし」 という訳で、子育てファミリーが多いニュータウンの住宅街にオフィスを構えました。 でも、在宅勤務は禁止。オフィスに出社して仕事をすることにこだわりました。 少しの時間でも、子

        • 3人の子どもを育て31才で初の就活。面接で「価値がない」と言われる。

          子育て女性が中心となって運営する会社の組織デザインを担当する紺野です。 私たちの会社に今月から新しいメンバーが研修生として参加しました。 彼女は31才。 うちの会社のことを知って、ぜひ働きたいというメールがきたのが2月。 音大の声楽科出身。4年間、寝食以外は自己鍛錬に打ち込んだそうですが、残念ながら天賦の才能には恵まれず、卒業とともに結婚。 すぐに子宝に恵まれ、20代の間に3人の子どもを出産し、無我夢中で子育てに全力投球。 30才になったし、下の子も保育園に通うこ

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          子育てママはやっぱり多様。だから働く「気持ち」の共有が大切。

          子育て女性が中心となって運営する会社の組織デザインを担当する紺野です。 本日、全社のZOOMミーティングが終わって、結論がでました。 7月から保育園児ママと小学生ママで、預ってくれる時間が異なる状況になったので、その不公平感をどうするかがミーティングのテーマです。 横浜では、保育園・幼稚園は平常に戻ったので、保育園児ママは夕方まで働けます。 一方、小学校は5時間と短縮授業なので、子供が早く帰ってくるので、小学生ママは、午後には退社しないといけない状況になってしまいまし

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          7月から保育園と小学校で子どものお迎え時間がズレる。ワーママの新たな問題

          コロナの緊急事態宣言が解けて、やっと日常が戻ってくると思っていたら、横浜市は、7月以降も、小学校は5時間授業で、子供たちが午後2時には帰ってきてしまいます。 1.子育てをしているといっても状況は様々。私がスタッフを務める会社は、子育てをしている女性が中心となって運営されています。総勢23名。「子育て」と「仕事」と「自己実現」の3つを掲げて、年商も〇億円と、それなりに規模も大きくなってきました。子育てをしながら、ここまで来たのもすごいと思っていますが、みんな、自分のライフスタ

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