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片付け本所感、が無印良品所感になりました

最近は知らないが、コロナ禍の中も片付けはブームだった。私もした。元々片付けは嫌いな方ではないが、近藤麻理恵さんのときめき片付け方の本から始まって、ミニマリストや整理収納コンサルタントという言葉を知ったり、門倉多仁亜さん、やまぐちせいこさん、山崎美津江さん、マキさん、そのほかの方々の本を近くの古本屋で見つけては読んで、真似しては楽しんでいた。今はやはり整理収納コンサルタントの本多さおりさんの本を眺めて、自宅を片付けたりしている。片付け本を読んでいると自然と片付けたくなるところが面白い。

本多さおりさんは無印良品がお好きなのだそうだ。私も好き、と言いたいところだが戸惑うところがあって、すごく気になる、と言い直したい存在だ。なぜって、気にはなるけど、気に入らないところもあるから。基本的に、服などデザインは皆さんご存知のようにシンプルでかっこよくて好きなのに、飽きるのだ。これは特に洋服と食べ物に関して。店で目に止まって、試着もして、いいな、と思って買う。着る。のがだいたいワンシーズンしか続かない。なぜかぱったり着る気にならない時が来る。流行はシーズンごとに変わるから、流行を忠実に反映させているのかな、と思うけど、私はあまりお金がなくてシーズンごとに服を買い替える余裕がないから、最近は無印では服は買わなくなった。
あと、飽きることがあるのは、食べ物。これは、飲み物やムジカフェでの食べ物で、一口目がものすごく美味しい。思わず言葉が出るほど。そして、笑顔になって二口目を口にすると、あれ?普通だ、となるのだ。その落差が惜しい。

と、批判はここまでで、ラバトリー関係は飽きずにずっと好きで使っている。歯ブラシ立ては風情があるし、顔を洗う時に使うヘアバンドはゴムの伸縮性がちょうど良くて、何年経ってもへたれない。すごい。つい昨日は服の脱ぎ散らかしを防ぐためのボックスを買った。本当は木製のカゴが良かったけど、高くて、布製のボックスで妥協したのだ。妥協といっても、布製のは深さがあって、折りたたみできるところが魅力だった。早速かさばる秋冬の衣類を放り込んでいる。部屋のカーテンの色と合って、思ったより部屋の広さを圧迫しない。

片付け本所感のつもりが無印良品所感になってしまった。書いてみるとやっぱり私は無印が好きじゃん、とも思う。批判は、好きだからこそ改善を求む、ということで許していただきたい。

よく目に見えるものより目に見えないものを大切に、という。でも人間は弱くて、つい目に見える結果を求めてしまう。でも、その結果には目に見えないものがいっぱい詰まっているように思う。


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