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お土産を選ぶこと


非日常の中で、日常を想う。

あの子には、クラフトビール。
私が好きだったのにしちゃお。

あの子はあんまりお酒のまないから、
お菓子か、ジャムもいいな。

あのゼミには、チョコの詰め合わせ。
いつも長丁場だからな、糖分補給に。

お土産を買って帰る人たちをリストアップする。
それをぼんやり眺める。

お土産はあまり日が経って渡すものではない。
大体帰って1ヶ月以内に会えそうな人たちが候補になる。

東京にも、お土産を渡したい人がいる。
受け取ってくれるかな。
喜んでくれたら、嬉しいな。

非日常の中で、あなたを想う。

紙袋のずっしりとした重みが
日常に戻りたくないと、フワフワした私を
押さえ留めてくれる。
この重さが、日常に戻る理由になる。

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追記。

お土産を買って帰る時、いつも「もっと買ってこればよかった!」と思うから、今回は予備を含めてたっぷり買ってきた気がしていた。

ただ、今回はビールとガラス工芸の醤油差しを買いすぎた。
ビールの予備は足りてるんだけど、私の友達は飲めない人もチラホラいたことを忘れていた。
醤油差しを買ってきたのもいいけれど、それを喜んでくれそうな相手ってなかなかに限られている。
極めつけは、予備で買ってきた六花亭のチョコを我慢できず自分で食べてしまった。
もう、おばか、、、、

23歳でも尚、お土産で後悔を繰り返す。
いつになったら良い贈り物を選べるのかな。

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